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【公表2本】太陽光発電の導入加速に向けた2本のレポート

共同通信PRワイヤー / 2024年9月5日 12時0分


フィルム状のペロブスカイトだけではなく、シリコンパネルでありながら軽量かつフレキシブルなモデル、窓や壁面など建材と一体になっているモデルの製品化も相次いでいます。ペロブスカイト太陽電池を窓と一体化させるモデルも開発が進んでいます。


本レポートでは、ペロブスカイトを含む新しい技術による太陽光パネルの軽量化と用途の拡大に焦点を当てて、技術開発の動向、性能やコストの比較、新たな用途や先進事例をまとめました。太陽光発電の新技術はコストと耐久性の点で共通の課題を抱えています。新技術のさらなる普及に向けて課題を整理し、解決策とロードマップを提示しました。


<目次>

はじめに

第1章 ペロブスカイト太陽電池の技術的特徴

 1. ペロブスカイトが期待されている背景

 2. 屋根・壁面への導入ポテンシャル

第2章 ペロブスカイトとシリコンパネルの比較

 1. 性能の比較

 2. 将来的な発電コストの比較

第3章 軽量化・多用途化する太陽光発電

 1. 軽量で折り曲げ可能なシリコンパネル

 2. 壁や窓と一体になった太陽電池

 3. ガラス基板型のペロブスカイト

第4章 新たな技術の導入

 1. 国内の導入事例

 2. 導入が期待される場所

第5章 新技術に共通する課題と対策

 1. 共通する課題

 2. 建築物への設置義務化と経済的支援


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■レポート2「屋根置き太陽光発電の拡大策:2035年に導入量5倍へ」

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日本では太陽光発電の導入が進み、新たに導入する場所が不足している、という指摘があります。しかし実際には、現在までの導入量をはるかに上回るポテンシャルが存在します。特にポテンシャルが大きいのは、建物の屋根です。自然エネルギー財団の予測では、2035年までに現状の5倍の導入が可能です。


屋根置き太陽光発電の導入によって、さまざまなメリットを享受できます。資源価格が不安定な化石燃料と比較して発電コストが安定しており、将来は一層のコスト低減が見込まれています。建物の屋根を利用するため、新たに用地を開発する必要もありません。災害時には非常用電源として活用できて、レジリエンスの向上につながります。


ただし数多くの課題が残っていて、ポテンシャルを十分に活かせていません。本レポートでは、屋根置き太陽光発電の導入量の予測や国の目標をもとに、現在までの状況と比較しながら、解決すべき課題を洗い出しました。すでに先行して屋根置き太陽光発電の普及に取り組んでいる自治体や事業者の実施例を参考に、国や自治体、建設事業者や金融機関などがとるべき6つの施策を具体的に提案します。

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