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人形師ホリ・ヒロシ展「文豪の人形たち」 北鎌倉古民家ミュージアムにて開催 9月14日〜2025年1月19日

共同通信PRワイヤー / 2024年9月10日 15時0分

人形師 ホリ・ヒロシの作品は高さ5cmから170cmまでの人形があり、妖艶で優しい独特な世界観で、独自の創作活動を続けます。多くの賞を受賞したのち1981年に、吾妻徳穂の直弟子で、吾妻流名取でもあったホリは、人形の表現を広げたいと身長170cmの等身大の人形を作り、遣い・舞う舞台「白蛇幻想」を初演、発表します。


幼い頃、”チロリン村とくるみの木”“ひょっこりひょうたん島”の熱心な視聴者であったホリ・ヒロシは、人形劇団の団長になるという未来の夢を公言し、20代にはその美しい人形を制作し、自らが遣い自らと舞う舞台芸術を創作します。ホリ一人で人形を遣うその独特な舞台は、初めは”一人文楽”と言われ、後に”人形舞”と言われる様になり、1991年には、”日本の伝統美に現代感覚を取り入れ、独自の芸術分野を切り開いた”として、東京都民文化栄誉賞を最年少(31歳)で受賞するに至りました。 


一人で身長170cmの等身大の人形を遣い舞うホリの舞台芸術は、複数人で1体の人形を遣う浄瑠璃や文楽の舞台では表現することのない女性の後ろ姿が最大限に表現され、ホリ人形の造形美と人形を遣う=“舞う”という表現の頂点があると言われます。


人形師ホリ・ヒロシならではのこの“人形舞”は、この展覧会の会期中に特別イベント“人形舞とギャラリートーク”で、月毎に人形と演目を替え合計12回行われ、ホリ人形の世界すべてがわかる展覧会です。

また、本年、奈良県 法相宗大本山 薬師寺の玄奘三蔵会大祭にて、三蔵法師の遺徳と顕彰を讃え「玄奘三蔵法師求法の旅」の人形と人形舞を献納致しました。その人形舞に遣われた“玄奘三蔵”と“観世音菩薩”の人形も薬師寺奉納記念として展示致します。  

人形師 ホリ・ヒロシの世界の全てがわかるこの大型展覧会は、100年を越す板倉や料亭の古民家全3棟を移築、合体、再生されたという神奈川県鎌倉市の北鎌倉古民家ミュージアム (館長 長谷川幹晃)全館にて開催されます。

この趣ある建物全館に100体を越える和装、洋装の文豪の主人公たちが集まり、また、館内の調度品と共に時代を経た貴重な江戸裂の衣装や簪など、ホリの審美眼でスタイリングし着付けられる人形の衣装や小道具も展示され、ご鑑賞いただけます。


衣装デザイナーとしても活躍するホリの作品からは、松本清張原作「黒革の手帖」の舞台衣装(米倉涼子主演、着用)を着付けた、その主人公“原口元子”の人形を新作しこの展覧会にてお披露目致します。

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