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日常的なカマンベールチーズの摂取習慣が認知機能の高さと関連することを疫学研究により確認

共同通信PRワイヤー / 2024年10月15日 14時0分


③MCDに該当する集団はMMSEスコアが26点よりも高い高齢者の集団と比較して年齢が高く、ふくらはぎの周囲径が小さく、握力が弱く、通常歩行速度が遅く、嚥下機能が低く、血中アルブミン濃度が低く、GDSスコアが高いことがわかりました。④ロジスティック回帰分析の結果、MCDと関連する因子として、年齢、通常歩行速度、嚥下機能に加えて、カマンベールチーズの摂取状況が重要であることが示されました(図)。本研究の結果から、地域在住の日本の高齢女性において、チーズの摂取の中でも特にカマンベールチーズの摂取は認知機能の高さと関連性があることが明らかになりました。


※2 認知機能障害を簡易にスクリーニングするための検査。国際的に最も使用頻度が高く、MMSEスコアの低下の度合いにより認知機能低下または認知症が疑われる。

※3 いくつかの要因をもとに、ある事象が起こる確率を説明・予測する解析。また、ある事象に対する要因の影響度を測定することもできる。本研究の場合、一例としてはカマンベールチーズを摂取しているか否かが認知機能の高さにどう影響するかを解析している。

※4 老年期うつ病評価尺度。高齢者のうつ症状の有無や重症度を15の質問により評価する尺度で、5点以上では、うつ状態が疑われ、11点以上では重度なうつ状態と判断される。


図.認知機能低下と各種因子が示す関連性(当該論文に記載の表より作成)

カマンベールチーズの摂取状況・チーズ全般の摂取状況との検証とともに、年齢、身体機能、体格要因、既往歴、血液変数、嚥下機能、尿失禁の頻度、うつ様症状、牛乳の摂取頻度の影響を分析に含めた。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410117974-O1-3i9ZR934

※5 統計学では、ある事象が起こる確率と起こらない確率の比をオッズと呼ぶ。オッズ比は、ある事象の起こりやすさを比較して示す際に用いられる。オッズ比が1より大きい場合は、その事象が起こりやすいことを示す。


関連URL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202410117974

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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