10年間で最も残業時間を減らした企業ランキング
共同通信PRワイヤー / 2024年10月30日 14時0分
10年間で最も残業時間を減らした企業ランキングは、上位3社がコンサルティング会社という結果になりました。ランキング全体を見ても、30社のうち6社がランクインし、TOP10の半数を占めています。
激務のイメージがあるコンサルティング会社に共通するのが、元々の残業時間の長さ。1位の船井総研と2位のフューチャーに投稿された2015年の平均残業時間は月100時間を超えていましたが、いずれも10年間で70時間以上の削減となりました。上位のコンサルティング会社のクチコミを見ていくと、クライアントやプロジェクトによってワーク・ライフ・バランスが大きく左右される中で、企業として長時間労働の是正に取り組んでいることや、個人の裁量によって調整可能であることなどがうかがえます。
ランクイン企業の社員がOpenWorkに投稿した、残業時間に関するクチコミ
「クライアントワークのため、お客様に合わせて動かざるを得ない点で調整はしにくいと考える。チームリーダー以上になれば自分でスケジュールを決められるため、多少は調整しやすいと思う。独り立ちしていない社員は、先輩の都合に合わせて動くためスケジュールを調整しにくい。(経営コンサルタント、女性、船井総合研究所)」
「最近ではリモートワークが進んでおり、柔軟性は高まっているように感じる。リーダー層だと家庭を持つ方も多いが、離席して家庭の用事を済ませつつ仕事をするといったことも可能になっており、比較的バランスはとりやすくなっている。また労働時間の削減にも力を入れており、残業時間に関しては厳しく注意されることも多い。やることさえやっていれば朝遅く起きて夜遅くまで仕事するも、朝早く起きて早い時間に退勤するも個人の自由といった雰囲気である。(ITコンサル、男性、フューチャー)」
「クライアントワークであり、クライアントの事情に左右されてしまうという性質上、ワーク・ライフ・バランスが調整しやすいとは言えない。しかし、近年特にスタッフ層の働き方改革が進んでおり、5~6年前と比較すると断然業務時間が減り、休暇も取りやすくなっている。(マネージャ、女性、デロイト トーマツ コンサルティング)」
「自分がアサインされているプロジェクトではワークライフバランスは取れていると感じている。特に残業時間の管理は(上司の方針にもよるが)厳格に管理されているため、法外な残業時間になることはない。だが一部では残業の多いプロジェクトも存在するため、配属されたチーム次第だと思っていたほうがよい。(ITコンサルタント、女性、アクセンチュア)」
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