アジア初!愛媛県今治市にて国際自転車安全会議(ICSC)開催
共同通信PRワイヤー / 2024年10月30日 11時56分
2020年の国勢調査によると、日本は世界でも有数の自転車利用大国であり、人口の10.1%が通勤や通学に自転車を利用しています。日本における自転車の利用形態は多様であり、幼児を乗せる自転車など日常的に利用される自転車の種類も多く、最近ではレジャー目的の自転車も増加しています。
制度面では、国が2017年に自転車活用促進法を制定し、地方自治体の自転車政策を支援しており、自転車のヘルメット着用が2023年に努力義務化されました。直近では、自転車運転中の携帯電話使用等に起因する交通事故が増加傾向であること及び自転車を酒気帯び状態で運転した際の交通事故が死亡・重傷事故となる場合が高いことから、交通事故を抑止するため新しく罰則規定が整備され2024年11月1日から全国で施行されます。
(参考:https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/cycle_kaisei.html)
日本における自転車利用の独特な文化とそれに伴う様々な問題を踏まえ、自転車安全文化の多様性を念頭に置いた本会議は、関係する研究者や専門家が集中的に議論し、より良い自転車利用環境を探る良い機会であると考えます。
日本の交通安全状況について詳しく知りたい場合は内閣府令和6年版交通安全白書を、交通安全施策の国際比較については国際交通安全学会関連のESRA3プロジェクトレポートの国別ファクトシートをご覧ください。
【今治市長 徳永 繁樹氏コメント】
このように素晴らしい国際会議を本市で開催していただけることを心から感謝を申し上げます。
本市には、ナショナルサイクルルート認定を受けている「サイクリストの聖地・しまなみ海道」があり、愛媛県をはじめ、多くの関係者のご支援、ご協力をいただきながら、現在では国内外から多くの自転車愛好家の皆様が訪れるまちに成長してきました。
本会議の開催を契機に、すべての自転車利用者にやさしいまち「サイクルシティIMABARI」の実現に向け、今後も、警察や交通安全に関連する各種団体の皆様ともしっかりと連携を図りながら、事故の無い安全安心な自転車社会の構築を目指し、様々な取り組みを進めてまいります。
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