スカイ社、NASAとUSGSと提携し、成層圏からの気候変動への取り組みを強化
共同通信PRワイヤー / 2024年11月1日 10時42分
気候変動が加速し、メタン排出量が記録的水準に達している中、スカイのHAPS技術により、排出量をピクセル単位で正確に検出するソリューションが提供されます。スカイはまた、米国環境保護局(EPA)およびニューメキシコ州環境局と協力し、州全体のメタン排出量を検出する5年間のプログラムに取り組んでいます。スカイの今年最後の飛行では、機体搭載の赤外線カメラを通じて重要なデータを取得し、同プラットフォームの運用準備が整っていることを実証しました。
スカイのHAPSは、日中に捕捉した太陽光エネルギーをバッテリーに蓄電して、夜間も稼働します。このため、ほとんどの技術では効果的な運用が難しい高度約18キロメートル(60,000フィート)以上の空でも、継続的な飛行が可能になります。
「HAPSは、科学界にとって画期的なものです。というのも、HAPSは事象の上空に長時間滞在し、高解像度のデータをリアルタイムで継続的に取得できるため、事象の前後やその最中に何が起こるかをより正確に把握できるからです。」と、USGS国立技術革新センターのディレクターであるジョナサン・ストック氏は述べています。
スカイの2024年飛行プログラムの最終打ち上げでは、制御された再配置、完全な日周飛行、運用地域に長時間滞在する能力など、重要な節目を達成し、機体の完全な特性評価と飛行成功の年となりました。
2025年の実用化と耐久性に焦点を当て、スカイは長期間の「季節的飛行」を維持するプラットフォームの能力のテスト段階に移行します。これらのミッションは、山火事の季節などの重要な期間に継続的な監視を可能にし、進化する脅威に関するほぼリアルタイムのデータで迅速な対応を支援します。
シリーズCラウンドの資金調達が成功して、同社の資金調達前の企業価値が5億2,500万ドルに達したことを受け、スカイは世界を変えるソリューションの創造という使命を推進しています。
スカイ(Sceye)について
2014年に設立されたスカイは、人々をつなぎ、地球を守るために成層圏技術の進歩に取り組む航空宇宙会社です。スカイは、ユニバーサル接続、気候監視、天然資源管理、災害防止に重点を置いた高高度プラットフォーム・システム(HAPS)業界をリードしています。
メディア問い合わせ先:
Jasmine Wallsmith
写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2543717/Sceye_launch_October_2024.jpg?p=medium600
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