1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

考古学者、北西アラビアで青銅器時代の町を発見、同地域初の発見

共同通信PRワイヤー / 2024年11月5日 9時59分


殿下は次のように付け加えました。「この発見は、サウジアラビアのビジョン2030の方針に従い、世界の遺産を保護し、文化遺産を推進するという王国の取り組みを確証するものです。また、この発見は、この豊かな遺産を次世代や世界に伝えるために国際的なパートナーシップを強化することの重要性も強調しています。」


この発見は、ハイバル長期考古学プロジェクトおよびフランス国立科学研究センター(CNRS)のギヨーム・シャルルー博士が主導し、プロジェクトの共同ディレクターであるムニラ・アルムシャフ博士や、ハイバルの地元コミュニティの歴史家サイフィ・アルシラリ氏を含む、アルウラ王立委員会(RCU)所属のサウジアラビア人研究者も参加しています。


この研究は、RCUおよびフランスのアルウラ開発庁(AFALULA)の支援を受けて実施されました。RCUの考古学・収蔵品・保存チームは、アルウラでの意欲的な考古学研究プログラムを主導しています。


この発見は、アルウラおよびサウジアラビアが考古学研究と異文化対話の世界的な中心地として台頭する一助となっています。過去の人類活動に関する画期的な研究を委託・推進することにより、RCUは考古学分野でのリーダーシップと文化遺産の責任ある保護者としての姿勢を示しています。


この研究は、査読付き学術雑誌「PLOS One」に掲載され、初期および中期青銅器時代の北西アラビアにおける主流の経済・社会生活としての遊牧的牧畜生活のイメージに異議を唱えています。


シャルルー博士は次のように述べました。「私たちの発見は、青銅器時代の北西アラビアに関する従来のモデルに疑問を投げかけるものです。ナタの発見は、農村部の都市化がこれまで考えられていたよりも早期に生じたことを裏付けており、城壁に囲まれた青銅器時代のオアシスにおける定住地の複雑性を考慮することを可能にしています。」


今秋の現地調査シーズンには、RCUがアルウラ郡およびハイバルで、100名以上の考古学者と関連専門家からなる10の考古学プロジェクトを支援しています。


記事はこちらでご覧いただけます:https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0309963


ナタの過去の姿を再現した画像ギャラリーとキャプションについては、こちらをご覧ください:https://drive.google.com/drive/folders/1_Jbw6gbmTHGG27DGtdyMcVwxc-M8y_k4

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください