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サン・ライフの調査で、経済・精神面の健康に対する2型糖尿病の隠れた影響が明らかに

共同通信PRワイヤー / 2024年11月18日 9時50分


 


約3人に1人(29%)は、2型糖尿病は太りすぎの人のみがかかる疾患と信じています。また、砂糖の摂りすぎのみが原因だと思い込んでいる人は57%、糖尿病の治療にはインスリン注射が必須だと考えている人は50%います。


 


今回の調査では、糖尿病患者は、診断を受ける前にリスクに対する認識を欠いていたことも判明しました。診断を受ける前に病気に関する理解が乏しかった、またはきわめて乏しかったと回答している人が合わせて29%いました。糖尿病患者の3分の1以上(37%)が、診断を受けるまではリスクが低いと考えていたか、リスクをまったく考慮していなかったのに対し、リスクが高いと考えていた糖尿病患者はわずか4%でした。


 


調査結果で明らかになったのは、糖尿病のリスクと原因にまつわる誤解が予防、早期診断、治療を妨げる可能性があり、この問題に関する教育が不可欠であるということです。


 


副社長補佐兼メディカル・ディレクターのスティーブン・ホー(Steven Ho)氏は次のように述べています:「今回の調査は、糖尿病に関する明らかな知識のギャップに対処することがきわめて重要であることを示しています。つまり、糖尿病のリスク要因、早期診断、予防の重要性を認識してもらうことです。この意識を高め、一般的な誤解を払拭することで、十分な情報に基づいて健康に関する選択を行おうとする人々を支援できるようになります。より健康的な食生活の採用、定期的な運動、血糖値のモニタリングなどの予防措置を講じることで、健康状態が大幅に改善し、症状の寛解につながることもあるのです。」


 


2型糖尿病の治療に関する理解不足


 


糖尿病を根治する方法はないものの、医療専門家によれば、健康的な食事をし、運動量を増やすなど、生活習慣を前向きに変えることで、多くの人が、診断から1年以内に糖尿病の進行を食い止められます。生活習慣を変えれば、インスリンを投与しなくても正常な血糖値を維持できます。しかし、糖尿病の進行を食い止められる可能性について、一般の認識は限られています。2型糖尿病は薬を使わずに管理できると考える一般の人々の割合は半数にとどまります。


 


糖尿病患者で、積極的に病状を改善しようとしている人はごくわずかです。糖尿病患者の92%は寛解が可能だと考えていますが、ほとんどの人は1年以内に寛解が達成できるとは思っていません。多くの医療専門家が寛解できるとアドバイスしているにもかかわらずです。

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