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【NITE/経済産業省/消費者庁】「除雪機の事故」を招く5つのNG 行動~安全機能の無効化は絶対やめて~

共同通信PRワイヤー / 2024年11月26日 14時0分


【事故発生年月】2021年1月(新潟県、9歳男児、死亡)

【事故の内容】

 除雪機を使用中、こどもがオーガ(回転部)に巻き込まれ、死亡した。

【事故の原因】

 除雪作業の途中、使用者が除雪機のエンジンを切らずにオーガが回転したままその場を離れたため、周囲で遊んでいたこどもがオーガに接触したものと考えられる。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411220433-O3-t3Y6c1w4

除雪機の近くでこどもが遊んでいる様子(イメージ)


NG行動④:手をつっこんで雪をとる → 除雪機内部に手を入れて負傷した事故


【事故発生年月】2022年12月(秋田県、50歳代女性、重傷)

【事故の内容】

 除雪機のブロワ(投雪口)に詰まった雪を取り除く際に、左手指を負傷した。

【事故の原因】

 使用者がエンジンを掛けたまま、付属の雪かき棒を使用せずに直接手で除去したため、回転部に触れ、事故に至ったものと考えられる。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411220433-O9-S4wzk1H3

雪かき棒を使用せず、直接手で詰まった雪を取り除こうとする様子(イメージ)


NG行動⑤:屋内で使用する → 一酸化炭素中毒になった事故


【事故発生年月】 2023年1月(北海道、80歳代男性、死亡)

【事故の内容】

 物置で除雪機のエンジンを掛けたままにして、一酸化炭素中毒で1名が死亡した。

【事故の原因】

 使用者が十分に換気されていない屋内で除雪機を使用したため、排気ガスにより屋内の一酸化炭素濃度が上昇し、一酸化炭素中毒に至ったものと考えられる。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411220433-O4-QmW0PN6W

換気されていない屋内で除雪機のエンジンを掛けたままにして 

一酸化炭素中毒になった様子(イメージ)


 


 


3.除雪機の事故発生状況

 2014年度から2023年度までの10年間にNITEに通知された除雪機の使用による死傷事故38件について、被害状況別の内訳等を以下に示します。


3-1 被害状況別・原因区分別の内訳

 図1に「被害状況別の事故発生件数」を、図2に「原因区分別の事故発生件数」を示します。除雪機の事故は被害状況別では死亡事故が25件と最も多くなっています(図1)。また、事故原因のうち約8割にあたる32件が安全機能の無効化や周囲の確認不足などの誤使用・不注意であり(図2)、その内訳は死亡事故21件、重傷事故10件、軽傷事故1件となっています。

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