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第12回高校生ビジネスプラン・グランプリ 常翔啓光学園高2年のプランがベスト100に

共同通信PRワイヤー / 2024年11月28日 16時0分


課題と需要を踏まえた、新しい「歯ブラシ」のアイデア

プラスチックゴミを減らすために、使い捨ての頻度と量を減らすことを考えました。歯ブラシの約80%を占めるボディ部分を、耐久性のあるステンレス製にし、ヘッド部分のみ交換する仕様にしました。また、ヘッド部分もサトウキビやトウモロコシを原料としたバイオマスプラスチックを使用し、製造時のCO²の排出、化石燃料の削減に貢献します。

錆に強く、耐食性に優れたステンレス製の歯ブラシにすることで、スプーンやフォークなどの食器と同様に、半永久的に使用でき、交換が必要になるのはヘッド部分のみとなるため、環境にも、家計にもやさしいのが特徴です。万が一ボディ部分が破損しても、金属リサイクル品として回収し、廃棄物を出しません。


リアルな声からプランの精度を高める

ビジネスプランでは、アイデアだけでなくビジネスとして成立するのかの検証、計画が重要です。生徒たちは、製造開発体制、ターゲット設定、流通、収支計画、成長戦略など、ビジネスに必要な計画づくりを初めて経験しました。

もちろん自分たちだけで考えるのは限界があります。歯科医師や歯科衛生士、歯ブラシ工場、医療機器部品製造会社で働く製造現場の人たちなど、歯科業界に関わる実務者の皆さんからも、たくさんのアドバイスをもらいました。

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生徒たちの挑戦によって、本校からは初エントリーにも関わらず、ベスト100に選ばれる栄誉をいただきました。今後も、生徒の自主性を尊重し、建学の精神にもある「現場で活躍できる専門職業人」の育成を目指し、さまざまな「現場」で「生きる力」の育成を目指してまいります。


 

参加した生徒たちの声


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● 竹澤 太智(たけざわ・たいち)さん

約4カ月間、魂を削って取り組みました。プラン作成は本当に難しく、完成までに長い時間がかかりましたが、それ以上に得られる経験は大きかったです。メンバーにも恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいです。

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