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COP16がサウジアラビアで開幕、世界は土地の劣化、砂漠化、干ばつに対する緊急の解決策を求める

共同通信PRワイヤー / 2024年12月3日 9時58分


「これは土地の劣化、干ばつ、砂漠化に対処する重要な瞬間です」とサウジアラビア環境・水・農業省環境担当副大臣でUNCCD COP16議長国アドバイザーのOsama Faqeeha博士は述べています。「こうした壊滅的な世界的危機はあまりにも長い間、国際舞台で相応の注目を浴びてきませんでした。私たちはホスト国として、持続的な解決策を見出すために世界をリヤドに迎えます。我が国は、土地の回復と干ばつからの回復力に関する多国間の行動を動員するため、これまでで最大規模のUNCCD COPを開催する予定です」とFaqeeha博士は付け加えました。


COP16議長国のサウジアラビアは、政府や非国家主体に対し、土地の劣化、砂漠化、干ばつに対する永続的な解決策を提供する取り組みを支持するよう奨励することで、行動アジェンダ(Action Agenda)を強化する予定です。COP16議長国の一員として、サウジアラビアは今後2年間、これらの取り組みの支持者と協力し、取り組み間の相乗効果を強化する予定です。


「COP16の行動アジェンダは、国家以外の集団の総力を結集するための野心的なビジョンと目標を掲げています。企業、農業従事者、地域、都市、金融機関、投資家、市民社会、先住民を含めた人々が、実践的な解決策を促進し、UNCCDの目標に向けた測定可能な進展を推し進めます」と、アンビション・ループ(Ambition Loop)創設者でCOP26の国連気候変動ハイレベル・チャンピオン(UN Climate Change High-Level Champion)を務めたNigel Topping氏は述べました。


リヤドで開催されるCOP16は、中東地域で初めて開催されるUNCCD会議であり、初めてグリーン・ゾーンが設置され、サウジアラビアが主催する多国間会議としては過去最大規模です。UNCCDによると、土地の劣化は地球の40%近くに影響を及ぼし、32億人以上の人々の生活に影響を与えています。毎年1億ヘクタールの土地が劣化しており、干ばつの頻度と強度は2000年から3分の1近く増加しています。


COP16リヤドについて


UNCCD COP16会議は、2024年12月2日から13日まで、サウジアラビアのブルバード・リヤド・ワールドで開催されます。会議のテーマは「私たちの土地。私たちの未来」です。UNCCDが30周年を迎えて開催される今回の会議は、干ばつからの回復力、土地保有権、砂嵐などの重要な問題に対する多国間行動を確保することを目的としています。 

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