アジアの銀行は、持続可能性への取り組みを進める上で消費者を支援する重要な役割を果たす、とフェア・ファイナンス・アジアが報告
共同通信PRワイヤー / 2024年12月6日 9時57分
プノンペン(カンボジア)、2024年12月5日 /PRNewswire/ -- フェア・ファイナンス・アジア(Fair Finance Asia、英文略称FFA)が新しいスコアカードを公表しました。これは、持続可能性の成果に対して消費者が積極的に貢献しようとしているときに、アジアの銀行がそれをどの程度支援できているかを評価したものです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412051215-O1-d5Is9M5L】
12月4日の国際銀行デー(International Day of Banks)に発表された新しいスコアカード「アジアの金融セクターにおける持続可能性の推進者となる消費者の支援状況(Empowering Consumers as Drivers of Sustainability in Asia's Financial Sector)」では、カンボジア、インドネシア、パキスタン、フィリピン、タイの15の銀行の政策を、「金融包摂」、「消費者保護」、「金融リテラシーと教育」、「関与と説明責任のメカニズム」という4つの主要カテゴリーから評価しています。
平均すると、「金融包摂」(5.2/10)および「消費者保護」(5.5/10)では良いスコアを得ましたが、「関与と説明責任のメカニズム」(1.3/10)では低いスコアとなりました。4つの主要カテゴリーにおいて、評価対象となった銀行の平均スコアは3.5/10でした。FFAは、各国内の連携団体であるフェア・ファイナンス・カンボジア(Fair Finance Cambodia)、レスポンシバンク・インドネシア(ResponsiBank Indonesia)、フェア・ファイナンス・パキスタン(Fair Finance Pakistan)、フェア・ファイナンス・フィリピン(Fair Finance Philippines)、フェア・ファイナンス・タイ(Fair Finance Thailand)、および調査パートナーであるプロフンド(Profundo)と共に、包摂目標と金融リテラシー・消費者エンパワーメントの取り組みとのバランスうまく取るよう銀行に呼びかけています。これにより、顧客は、銀行の持続可能性戦略や融資実務について十分に情報を得て、持続可能性への取り組みを進める銀行の説明責任を問うことができるようになります。
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