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サウジアラビアCOP16議長国、土地再生資金の「ブラックホール」に直面し民間部門に資金拠出の「拡大」を要請

共同通信PRワイヤー / 2024年12月6日 14時44分


今年、国連総会での一連のイベント、コロンビアのカリで開催されたCBD COP16、アゼルバイジャンのバクーで開催されたCOP29に続き、「リオ条約シナジー」対話もランドデーに開催され、2024年のリオ・トリオのイベントで達成された進展が注目されました。このイベントでは、土地の劣化、生物多様性の損失、気候変動を促す相互に関連する問題について議論し、共通の解決策を見出す方法について話し合われました。


「国際社会が必要とされる規模で土地の再生を実現するためには、民間部門が投資を大幅に拡大することが不可欠です。UNCCDの最新の調査結果が示すように、土地の劣化、砂漠化、干ばつに対処するために必要な資金には依然として深刻な不足があります。」とサウジアラビア環境・水・農業省副大臣であり、UNCCD COP16議長国の顧問を務めるオサマ・ファキーハ博士は述べました。


「何十年もの間、企業は土地から利益を得てきました。今こそ、再生を受け入れ、事業、産業、そして経済全体の基盤を未来に備えるための投資を行う時です。リヤドで開催されるCOP16では、公的および民間セクターの双方を動員し、さらなる投資の促進を目指すことで、最終的には潜在的に数兆ドル規模の再生経済の実現を後押しすることに取り組んでいます。」とファキーハ博士は付け加えました。


一方、この日は、世界各地で異なる種類の土地が直面する独自の課題と、それらの劣化を食い止めるための可能な解決策についても明らかにしました。森林から、家畜や野生動物が放牧や採餌に利用する天然の草地である放牧地に至るまでの土地が対象となりました。放牧地には、サバンナ、低木地帯、湿地、ツンドラ、砂漠も含まれ、UNCCDによれば、全陸地面積の約54%を占めています。ランドデーでは、「放牧地の保護と再生」に関する議論が行われ、世界中の放牧地の保存、保護、再生に向けた投資を促進することが目的とされました。セッションでは、土地の劣化や干ばつと闘うための科学的根拠に基づいた解決策や、循環型経済における金融の重要な役割について、参加者に洞察が提供されました。 


「放牧地は、世界中の人々にとって重要な生態系であり、生活と生計を支えています。しかし、放牧地は深刻な劣化に直面しており、すでに50%以上が劣化しています。これは深刻な影響を及ぼしており、人類の食料供給の6分の1と地球の炭素貯蔵量の3分の1が危機にさらされています。これらの重要な土地の継続的な減少は、食料不安、気候変動、生物多様性の喪失、そして強制移住を引き起こしています。」とファキーハ博士は述べました。

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