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あめの俵屋「じろあめ」の米飴残渣に含まれる難消化性タンパク質を活用したグミ開発に産学連携で挑戦。

共同通信PRワイヤー / 2024年12月12日 13時30分

あめの俵屋「じろあめ」の米飴残渣に含まれる難消化性タンパク質を活用したグミ開発に産学連携で挑戦。

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【北國銀行産業振興財団の助成を受け商品化へ】SDGsに貢献。腸活や角質水分量を高める効果も期待。


あめの俵屋で知られる株式会社俵屋(以下 俵屋)が「じろあめ」を製造する際に生じ、これまで有料で廃棄されていた米飴残渣に「レジスタントプロテイン」が相当量含まれていることがわかりました。


レジスタントプロテインは、腸活や角質水分量を高める効果がある難消化性タンパク質。免疫力を高める食生活が新型コロナやインフルエンザ予防につながります。


俵屋が11月21日、令和6年度(一財)北國銀行産業振興財団から助成を受けたことから、富士化学工業株式会社(富山県中新川郡上市町 以下 富士化学工業)が米飴残渣を活用した新商品を開発し、俵屋とCOREZO(コレゾ:北國フィナンシャル ホールディングスの通販サイト)で販売される予定です。


食品ロス削減はSDGsの「12 つくる責任 つかう責任」で目標に掲げられ、「ターゲット12.3」は2030年までに世界の食品ロスを半減するという明確な目標を設けています。

このたびの新商品化は伝統菓子製造におけるフードロス対策のモデルとして注目を集めそうです。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412071293-O1-w88T5yX0

2024年12月12日、北國銀行産業振興財団から飴の俵屋に目録が授与された。(場所: 株式会社俵屋本社で)


写真 左から

富士化学工業株式会社 執行役員 LS開発本部長 北村晃利様

株式会社北國銀行 会長 中村 和哉 様

金沢工業大学 応用バイオ学科 尾関健二教授

株式会社俵屋 代表取締役社長 俵 冬樹 様


【当リリースの詳細】

俵屋では米と大麦のみで作る「じろあめ」を製造しています。砂糖・添加物は一切使わず、穀物本来の甘味を楽しむことができる飴として国内外から金沢を訪れる観光客の人気の商品のひとつとなっています。


ところがこの製造過程で生じる米飴残渣はこれまで有料で廃棄処理されていました。


金沢工業大学バイオ・化学部 応用バイオ学科 尾関健二 教授の研究室ではこれまで、国産米や外国産米など13種類の原料から甘酒を作製し、原料の違いにより「レジスタントプロテイン」の含量などにどんな特徴がみられるか研究を行い、その研究成果は商品化として社会実装されています。

「レジスタントプロテイン」は米貯蔵タンパク質のプロラミンに由来するタンパク質であることから、尾関研究室では従来廃棄されていた俵屋の米飴残渣からレジスタントプロテインを抽出したところ、相当量含まれていることがわかりました。

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