深セン・香港の近代サービス産業の高品質な発展に関するQianhai Forum

AsiaNet 200602 （1314）

【深セン2024年12月10日新華社＝共同通信JBN】12月6日、深セン市前海で「New Situation, New Reform, and New Action: Shenzhen-Hong Kong Cooperation to Build a Hub for High-Quality Development of Modern Service Industries（新たな情勢、新たな改革、新たな行動：深セン・香港協力による近代サービス産業の高品質な発展のためのハブ構築）」をテーマにしたQianhai Forum（前海フォーラム）が開幕しました。このフォーラムは、メインフォーラム、金融開放とイノベーション、深セン・香港の技術イノベーション、外交問題に関する法治、新文化産業に関する4つの並行フォーラム、自由貿易試験区のアップグレードに関する一連の戦略的イベントで構成されていました。香港特別行政区とマカオ特別行政区の代表者、業界リーダー、著名な専門家100人以上が前海に集まり、協力区の最新動向を探りました。

発展に向けた力強いモーメンタムを維持

前海は制度的イノベーションを中核に据えて、規則、規制、管理、基準の面で制度的開放を着実に拡大しています。このため、前海は合計882の制度的イノベーションの成果を発表しました。前海は近代サービス産業を主要産業とし、18の産業クラスターの建設を積極的に推進しています。フォーラムでAuthority of Qianhai Shenzhen-Hong Kong Modern Service Industry Cooperation Zone（前海深セン・香港の近代サービス産業協力区管理局）が発表した統計によると、2024年第1－第3四半期のGDPは8.2％成長し、輸出入量は50.1％増加しました。これは、発展に向けた力強いモーメンタムを示しています。

前海は、Qianhai Shenzhen-Hong Kong Youth Innovation and Entrepreneur Hub（前海深セン・香港青年イノベーション・起業家ハブ）を系統立ててアップグレードしています。香港大学、香港理工大学、香港城市大学などの大学と協力して、さまざまなイノベーションと起業家精神のプロジェクトがこのハブで育成されています。全体として、前海は深センと香港の深い統合の先導エリアになることを目指しています。