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硫化水素中毒の解毒剤の開発に成功:複数のガス中毒に対応する救急救命医薬品としての実用化に期待

共同通信PRワイヤー / 2024年12月10日 19時13分

著者:Atsuki Nakagami, Qiyue Mao, Masaki Horitani, Masahito Kodera, Hiroaki Kitagishi

DOI: 10.1038/s41598-024-80511-1


【研究者プロフィール】

北岸 宏亮(キタギシ ヒロアキ) Hiroaki KITAGISHI

同志社大学 理工学部 機能分子・生命化学科 教授

研究分野:ライフサイエンス / 生体材料学 / 生物分子化学,生体関連化学


堀谷 正樹(ホリタニ マサキ) Masaki HORITANI

佐賀大学 農学部 生物資源科学科 准教授

研究分野:生物物理 / 生体関連化学 / 構造生物化学 / 物理化学


○本研究の資金について

本研究は、文部科学省・日本学術振興会 科学研究費助成事業(課題番号:22H02097および24K01640)、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)橋渡し研究プログラム/異分野融合型研究開発推進事業/シーズH/救急救命現場で即時治療が可能な火災ガス中毒解毒薬の開発・シーズA/COその他関連ガス中毒の治療薬の開発(京都大学拠点支援、課題番号23ym0126814および24ym0126808)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)起業実証支援プログラム(課題番号JPMJSF2305)および同志社大学ハリス理化学研究所の研究助成により実施されました。


○北岸 宏亮(キタギシ ヒロアキ)

同志社大学 理工学部 機能分子・生命化学科 教授。

同志社大学工学部を卒業後、奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科で修士、同志社大学大学院工学研究科で博士号を取得。大阪大学大学院工学研究科で招聘研究員を務めた後、2008年に同志社大学へ着任。ポルフィリン、シクロデキストリン、ヘム、CO、超分子化学、生物無機化学、生命科学、バイオマテリアルの研究を行っている。90以上の出版物を執筆し、1900以上の引用文献がある。


〇堀谷 正樹 (ホリタニ マサキ)

佐賀大学 農学部 生物資源科学科 准教授。

大阪大学基礎工学部を卒業後、大阪大学大学院基礎工学研究科で修士、博士号を取得。理化学研究所播磨研究所で特別研究員を務め、米国ノースウェスタン大学化学科で6年間博士研究員を務めたのち、2016年に佐賀大学へ着任。電子スピン共鳴法、電子核二重共鳴法、高周波数・強磁場電子スピン共鳴法などの磁気分光を用いた金属タンパク質、モデル錯体を対象とした生物物理、生物無機化学研究を行っている。

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