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「ヘルスリテラシー」をテーマとした特別授業『私の健康のために、私ができること』を開催

共同通信PRワイヤー / 2024年12月13日 13時0分

 盲腸の患者役は、「3日後に推しのライブを控える中で、盲腸の可能性が発覚する」という設定で、ライブを優先し医師からの手術の提案を拒むパターンと、自身の症状や気がかりを正しく伝えられたパターンを実施。岡原医師からは、「重症化することもあるため、症状を正しく伝えないのは非常に危険。自身の状況も伝えた上で、具体的な手術方法や入院期間、傷の大きさ、費用など、わからない点は質問をすることが大切」とアドバイスを行いました。

 もう一方の脱臼の患者役は、「柔道の全国大会出場に王手がかかる中で、練習中に4回目となる肩の脱臼をしてしまう」という設定。このシナリオでは、忙しそうな医師に話をしっかりと聞いてもらえず、一方的に手術をすべきと言われてしまうパターンも体験しました。ロールプレイングを終えた生徒さんに対して、岡原医師は、「どんな治療をするにしても、言いたいことを言えないと悔いが残ります。心配なことはしっかりと医師に伝えて、納得のできる治療法を選択してください」と講評を述べました。


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■普段の学校生活でも実践できる健康増進の取り組みを知り、自分自身の健康を大切にするきっかけに

 最後に、生徒さんたちからの質問に岡原医師が答えるQ&Aが行われました。「うつ病は、医師が診たらわかるものですか?」という質問に対して、岡原医師は「うつ病は検査で見える化しにくいため、専門家でも診断は容易ではありません。診断は患者さんから聞くお話しで評価する部分が大きいので、ヘルスリテラシーの中でもコミュニケーションのスキルが特に大切になります。そして、多くの場合のうつ病は心の疲労骨折にたとえることができます。誰もがかかる可能性があるので、体調がいつもと違うと感じたら医師に相談してください」と回答。また、「1日2食が良いというのは本当?」という質問に対しては、「何を目的とするかによって、“良いこと”“効果的なこと”は変わります。中学生のみなさんは成長期。栄養素が足りないと骨がもろくなるなど成長に悪影響を及ぼしたり、勉強やスポーツのパフォーマンスが落ちることもあるため、注意しましょう」など、生徒さんたちからのさまざまな質問に回答しました。

 

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