サウジアラビアが砂塵嵐監視イニシアチブを立ち上げ、世界の早期警報システムの能力を拡大

共同通信PRワイヤー / 2024年12月13日 10時0分

リヤドで開催されたCOP16の9日目の公式対話でも、世界的な干ばつ回復力の拡大が大きく取り上げられた。これは、サウジアラビアがリヤドで開催されたCOP16の冒頭で、リヤド・アクション・アジェンダの一部である「リヤド世界干ばつ回復力パートナーシップ」を立ち上げたことを受けたものである。すでに21億5000万ドルの資金を確保している。

「18億人以上が干ばつの影響を受けており、この数はさらに加速すると予測されている。干ばつに見舞われた後の消極的な対応から、包括的な干ばつへの備えと回復力という積極的な姿勢へと転換するために、干ばつへの回復力は世界的な優先事項でなければなりません」と、オサマ・ファキーハ環境・水・農業省副大臣（UNCCD COP16議長国顧問）は述べた。

「リヤドで開催されたCOP16の期間中に、リヤド世界干ばつ回復力パートナーシップを発足できたことを大変誇りに思います。私たちは、干ばつへの回復力を強化するため、すべての国、組織、民間セクター、NGOがこうした取り組みに参加するよう呼びかけている。このイニシアチブでは、干ばつに対して最も脆弱な80カ国を対象としています」とファキーハ博士は付け加えた。

COP16のレジリエンス・デイでは、世界銀行が国際開発協会の一環として、240億ドルの寄付を集めたと発表した。世界銀行は声明の中で、これにより総額1000億ドルの融資が可能になると述べた。この資金は、他の分野の中でも、最も支援を必要としている78か国において、気候変動への耐性、農家の支援、インフラの強化に使われる予定だ。リヤドで開催されるCOP16は、世界の国家と非国家主体を動員し、国際的な土地回復と干ばつ回復力のイニシアチブを強化しようとしている。

COP16リヤドについて

UNCCD COP16会議は、2024年12月2日から13日まで、サウジアラビアのブルバード・リヤド・ワールドで開催されます。会議のテーマは「私たちの土地。私たちの未来」です。UNCCDが30周年を迎えて開催される今回の会議は、干ばつからの回復力、土地保有権、砂嵐などの重要な問題に対する多国間行動を確保することを目的としています。

タトゥ・シティーの詳細については、こちらをご覧ください：UNCCDCOP16.org

写真：https://mma.prnasia.com/media2/2578677/UNCCD_COP16_Presidency.jpg?p=medium600