ミデア、楽観的な市場見通しでヒートポンプ業界における世界的プレゼンスを強化
共同通信PRワイヤー / 2024年12月16日 10時3分
中国・仏山2024年12月13日/PR Newswire/ -- 日本の大手HVAC業界誌JARNとの最近の独占インタビューで、Midea Group副社長兼Midea Building Technologies(MBT)社長のピーター・グアン氏が、進化する世界のヒートポンプ市場についての知見を共有した。グアンは、欧州のATW(Air-to-Water)ヒートポンプ市場の成長見通しについて楽観的な見方を示し、北米とオーストラリアにおける有望な機会についても言及した。
ヒートポンプ:持続可能性のための画期的な技術
MITテクノロジーレビュー』誌で 2024年のブレークスルー技術10選 に選ばれたヒートポンプ技術は、化石燃料への世界的な依存を減らし、カーボンニュートラルを推進する上で極めて重要な技術革新である。グアンは、技術の進歩、支援政策、消費者意識の高まりによって、今後2年間で市場は力強く回復すると予想している。
MBTはミデアグループの中核的なHVAC部門として、ヒートポンプの採用を世界的、特にヨーロッパで推進する最前線にいる。同社は数年来、ATWヒートポンプ市場のプレゼンスを地域全体に積極的に拡大してきた。
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ヨーロッパ:ヒートポンプ開発の中心地
欧州連合(EU)は、ヒートポンプの導入を促進するための強力な政策を導入している。Net Zero Industry Act(ネット・ゼロ産業法)のようなイニシアチブは、合理化された承認、財政支援、労働者訓練を提供する。ドイツ、フランス、ポーランドなどの主要市場では補助金の枠組みが強化されており、これが市場の回復と成長を促すとギャンは考えている。
さらに、欧州ヒートポンプ協会のヒートポンプ・アクセラレーター・プログラムは、2029年までに約1,000万台のヒートポンプの普及を目指しており、ATWヒートポンプは500万台以上を占める。業務用ヒートポンプ市場は、年間平均成長率(CAGR)12%で成長し、2028年には11億5000万ユーロに達すると予測されている。
市場リーダーシップの戦略
欧州の成長ポテンシャルを活用するため、MBTは現地での事業を強化する一連の戦略的施策を実施している。
欧州の研究開発センターの設立により、MBTは現地のニーズに合わせた製品開発に注力し、変化する市場の需要への適応性を確保している。
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