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漢検×青山学院大学 AI時代の言語能力を育成するための学習環境と評価について共同研究を開始

共同通信PRワイヤー / 2024年12月19日 11時0分

漢検×青山学院大学 AI時代の言語能力を育成するための学習環境と評価について共同研究を開始

推敲プロセスで「ことばの力」を育むAIシステム開発へ


2024年12月18日

公益財団法人 日本漢字能力検定協会


 公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区/代表理事:山崎信夫/以下、当協会)は、青山学院大学 総合プロジェクト研究所「学習科学青山研究所(東京都渋谷区/所長:益川弘如教授)」において、共同研究を開始しました。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412171824-O3-C28lAE0B

 学習科学青山研究所は、AI技術や一人一台情報端末を建設的に活用して一人ひとりの学ぶ力を引き出す学習環境デザインの開発と社会実装を目指し設立されました。当協会は、飛躍的に進歩する文章生成AIサービス等の情報通信技術を使いこなす視点に立ち、学習基盤である言語能力の育成を支援する環境の開発と実装を目指す「未来のリテラシー教育デザイン部門」において、共同研究を行います。


「未来のリテラシー教育デザイン部門」の背景と目的

 大規模言語モデル(LLM)による生成AIの登場など著しい進展が見られる中、改めて「我々、人間の賢さがどこにあるのか」が話題になっています。学校教育においても、子どもたちの資質・能力を育む授業や学習評価のすがた、民間教育サービスの在り方など、従来のやり方から最新の情報通信技術を活用した学習環境へとデザインし直す必要性が高まっています。

 未来のリテラシー教育デザイン部門では、「人はいかに学ぶか」を実証的に研究する学習科学の知見に基づき、デジタル学習基盤の一翼である言語能力の在り方の検討として、「生成AIツールを活用した言語能力の育成と評価に関する実証研究」を開始しました。今後は、自分の考えを他者に伝わるように言語表現を吟味し磨くプロセスでのAI活用を通して、利用対象者である児童・生徒自身が自らの言語理解を深めていく学習を支援するシステムを開発し、本システム活用に興味を持たれた実証実践校を対象に試用していただき、効果検証を行っていきます。


 共同研究の途中経過や研究成果は、今後、当協会ホームページ(https://www.kanken.or.jp/ ) で公開する予定です。


所長 益川弘如(ますかわ ひろゆき) 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412171824-O2-i6c500C4

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