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STELLA人材が最多の業種は「公務」、最小は「宿泊業・飲食サービス業」

共同通信PRワイヤー / 2024年12月19日 14時5分

 図5は、図4において赤枠で示したSTELLA人材の割合が高い業種と、青枠で示した低い業種に分け、良好回答の差が大きかった設問を示しました。最も差が見られたのは「自分の仕事に見合う給料やボーナスをもらっている」(差17.4%)、以下「自分の仕事に誇りを感じる」(差12.7%)、「意欲を引き出したり、キャリアに役立つ教育が行われている」(差12.6%)と続きます。


 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412171849-O5-dJeGAx4r


 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412171849-O4-7WjBVWAA



まとめ

 STELLA人材の割合を過去4年で見ると、15%台前後で推移しています。しかし、企業ごとのSTELLA人材の割合には大きくバラつきがあり、業種別に見てみると、全体の4分の3の業種において全国平均より低いことがわかりました。

 また、STELLA人材の割合が高い業種と低い業種の回答比較から、仕事の成果に対しての報酬や教育などを含めた会社の体制、指導・評価といった上司の対応がSTELLA人材の増減には大きく関わっているのではないかと推察します。

 さらに、STELLA人材の多くが心身の健康状態が良好であることから※、従業員に対して睡眠を中心とした研修やセミナーなどの健康教育の機会を提供、労働時間・休暇取得状況の見直しをするなど、生活習慣を正していくための取組みが必要です。

 職場環境改善を行っていくうえで、「STELLA人材」の存在が職場内でいかに影響を与えるのか今回の記事をきっかけに知っていただければ幸甚です。

<参照>ドクタートラスト「STELLA人材は、疲労感や憂うつ感が少ない 累計254万人受検のストレスチェック独自分析から判明したこと」

文責:押切愛里(ストレスチェック研究所 アナリスト)


 

YouTubeで解説動画公開中

【解説】STELLA人材が少ない業種は、宿泊業・飲食サービス業!2023年度のストレスチェックから分析した、周りに良い影響を与えるSTELLA人材と業種別の関係を、研究所のアナリストがわかりやすく解説します!

【動画:https://www.youtube.com/watch?v=CHlTVg4a31Q


調査対象

調査対象:ドクタートラスト・ストレスチェック実施サービス 2020年度~2023年度受検者

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