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Kiteのイエスカルタ、再発/難治性の非ホジキンリンパ腫患者へのZUMA-5試験の5年間のフォローアップ解析結果

共同通信PRワイヤー / 2025年1月10日 13時0分


無増悪生存期間(PFS)中央値は、62.2カ月(95%CI:34.9-NE、FL:57.3、MZL:NR)

でした。FL患者さんの60カ月時点のPFS率は、高リスク特性に関わらず、一貫性を示しました。


次の治療までの期間の中央値は、全NHL患者さんがNR(95%CI:38.6-NE、疾病の種類ごとに一貫性あり)で、60カ月時点の推定率は53.3%(95%CI:45.0-60-9、FL:54.0%、MZL:50.9%)でした。データカットオフの時点で、55%の患者さん(n=87)が新たに抗がん治療を受けることなく、生存していました。OS中央値はNRで(95%CI:NE-NE、疾病の種類ごとに一貫性あり)、60カ月時点の推定OS率は69%(95%CI:60.8-75.8、FL;68.9、MZL:71.1)でした。


Kiteの副社長兼メディカル・アフェアーズ・グローバルヘッドのドミニク・トネッリ(Dominique Tonelli M.D.)は、次のように述べています。「FLやMZLを有する人々が、イエスカルタの単回投与後、長期生存できるというエビデンスが増加しています。ZUMA-5試験の5年間のフォローアップ期間において、リンパ腫に特化した事象は認められなかったことから、イエスカルタは、その後の治療を必要とせず、患者さんに生存期間延長の機会、そして治癒をもたらす可能性があります」


5年間の解析において、イエスカルタ関連の新たな安全性シグナルの発現は認められませんでした。4年時点の解析のデータカットオフ後、1名の患者さんが病勢進行しましたが、解析後に病勢進行により死亡した患者さんはいませんでした。投与を受けた患者さん(n=152、FL:124、MZL:28)のうち、4年時点の解析後、イエスカルタには関連のない3つの新たな事象が報告されました(グレード3の転移、グレード1の膀胱がん、グレード4の骨髄異形成症候群(重篤な有害事象))。1名の患者さんが肺炎で死亡しました(イエスカルタには関連なし)。試験期間中に合計46名の患者さんが、病勢進行(n=14)、二次性悪性腫瘍(n=6)、感染症(n=11)、または別の原因/原因不明(n=15)で死亡しました。


ZUMA-5試験について

ZUMA-5試験は、抗CD20モノクローナル抗体とアルキル化剤との併用療法を含む、少なくとも2つ以上の全身療法歴のある159名のR/R NHL(FLおよびMZL)成人患者さんを評価する、単群、非盲検、国際共同、多施設の第II相試験です。主要評価項目はORRで、副次評価項目は3つ以上の前治療歴を有する患者さんにおけるCR率、ORRおよびCR、ならびにDOR、OS、PFSおよび有害事象の発現でした。

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