ファーウェイとIUCN、ケニアのサンゴ礁を保護するTech4Natureプロジェクトを開始
共同通信PRワイヤー / 2025年1月14日 9時56分
視覚や聴覚によって特定の対象種を認識するよう訓練されたAIが、保護区やサンゴ礁生態系における生物多様性の行動・個体数・分布について、データに基づいた洞察をリアルタイムで提供します。このシステムはまた、違法漁業に使用されるボートを特定し、レンジャーが介入するためのアラートをほぼリアルタイムで送信することもできます。
デジタル電源ソリューションと、公園と監視塔をカバーするネットワーク接続の改善により、収集したデータをクラウド・サーバに迅速に送信し、AIによる分析を可能にします。
このプロジェクトは、ケニア野生生物局(KWS)と野生生物調査訓練研究所(WRTI)とのパートナーシップで実施されます。プロジェクトのデータに基づく洞察を基に、Tech4Natureのパートナーは保護区に的を絞った保全策を策定することができます。
「当社が陸上と海洋の生態系における野生生物の保護と保全という使命を果たすためには、資源をよく理解する必要があります。当社はファーウェイとIUCNと提携して水中カメラを配備し、海洋哺乳類、サンゴ、漁業に関するデータを取得することで、情報に基づいた意思決定を行おうとしています。この技術の利点は、当社が毎日パトロールできないような広い範囲に導入し、昼夜を問わずデータを取得し、情報に基づいて適切な決定を下すことができる点にあります」と、ケニア野生生物局沿岸保全地域担当シニア・アシスタント・ディレクターのアダン・カラは述べています。
さらにこのプロジェクトでは、生物多様性の経年変化や、絶滅の危機に瀕している種、脆弱な種、絶滅危惧種を含むさまざまな種の存在についての認識を高めるため、地域社会への働きかけも行われる予定です。
この保護区は、グリーン・リスト認証の取得を目指し、IUCNグリーン・リスト基準に照らした評価を受けます。
Tech4Natureについて
ファーウェイとIUCNは、技術革新を通じて自然保護の成功を拡大するため、2020年にTech4Natureグローバル・パートナーシップを立ち上げました。ファーウェイのTECH4ALLイニシアチブおよびIUCNグリーン・リストに基づき、Tech4Natureは8か国で11の旗艦プロジェクトを支援し、自然保護の課題に対するカスタマイズされたソリューションを提供しています。
Tech4Natureのウェブサイトはこちら:https://tech4nature.iucngreenlist.org/what-is-tech4nature/
この記事に関連するニュース
-
サウジアラビアがICRI事務局の開始に伴い、世界のサンゴ礁保護のリーダーシップを引き継ぎます
共同通信PRワイヤー / 2025年1月14日 9時54分
-
希少種クロヒョウが、宇都宮動物園の新たな仲間になりました
共同通信PRワイヤー / 2025年1月7日 11時52分
-
ファーウェイとモロッコ政府、DigiSchoolプロジェクトを通じて国家の教育改革を促進
共同通信PRワイヤー / 2025年1月6日 10時6分
-
ウクライナ戦争の被害は「意外なところ」にも...貴重な「赤い海藻」をロシアの侵攻から守れ
ニューズウィーク日本版 / 2024年12月24日 18時48分
-
野村不動産グループ「森を、つなぐ」東京プロジェクトが東京都主催「第1回Tokyo-NbS アクションアワード」最優秀賞を受賞
PR TIMES / 2024年12月20日 18時15分
ランキング
-
11時間半の山越えバスが“タダ”!? 岐阜山間部の2大都市を結ぶ無料シャトルバス運行
乗りものニュース / 2025年1月15日 14時12分
-
2「来週会合で利上げ判断」=米新政権政策、賃上げ注視―植田日銀総裁
時事通信 / 2025年1月15日 16時8分
-
3裏切られた気持ちでいっぱいです…月収25万円・65歳サラリーマン、毎年「ねんきん定期便」を必ずチェック、年金月19万円のはずが「初めての年金振込日」に知った衝撃事実に撃沈
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月15日 8時15分
-
4悪質なデータ復旧事業者「レスキュー商法」の手口 多発する「納得できない作業結果と費用請求」
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 8時0分
-
5《三菱UFJ銀行》10億円を奪った元行員・今村由香理(46)の夫は“4.5億円資産家”だった 駐車場収入も「奥さんが徴収に来ていましたよ」
文春オンライン / 2025年1月15日 16時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください