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~阪神・淡路大震災から30年~ 震災の教訓を次世代に繋げ!

共同通信PRワイヤー / 2025年1月17日 10時0分

 僕たちは環境防災科で3年間防災を学ぶことができましたが、他の高校で興味を持っている学生が防災を学びたいと思ったら、積極的にボランティアなどに参加して、防災に関わる環境を自分で作ってみて欲しいと思っています。


 ――防災を身近に感じてもらえるように伝えたい(寺川侑那さん)


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202501152887-O5-uwe8Rn29


 阪神・淡路大震災のことは名前しか知らない状態で環境防災科に入り、授業で学び、無知がこんなに怖いのだということを知りました。普段の街並みからは本当に地震が起きたかどうかを想像する事は難しいですが、事前に色々調べて、実際に被害の大きかった神戸の長田のまちあるきをして、震災後に区画整理があって街の様子が変わったことや、火事の延焼が抑えられた公園では、焼けた木がまだ黒く残っているのを実際に見たりして、震災が街や人の命を奪う恐ろしいものだと実感しました。入学する前も防災が大切と解っていましたが、入学してから3年間学んだことでより自分事に捉えることができるようになったと思います。興味を持ってない人や身近に感じていない人にも、防災を難しいものとは思わずに自分の命を守るための自分事として考えて欲しいと思っています。

 私は震災から30年の年に、環境防災科の3年生であることに意味を感じていて、震災を経験していない高校生の私たちが「風化させない」という想いを込め、更に若い世代に災害や防災に興味をもって身近に感じてくれるように伝えたいし、伝えなければならないという使命を感じています。


 ――能登半島地震のボランティア活動(川中蒼空さん)


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202501152887-O2-w3XyqM3B


 中学生の時に阪神・淡路大震災の特集をTVで見て、人の命はこんなにも簡単に奪われてしまうのかと思い、そこから僕は将来の夢でもある救急救命士になるため、まずは舞子高校で防災を学ぼうと思いました。

 3年間の学びの中では、能登半島地震の被災地支援ボランティアに何回も参加させてもらったことが、一番印象に残っています。能登はその後の豪雨もあって復旧活動をもう一度やり直さなければならない厳しい状況におかれています。発災当初は、現地の方々とは地震の話が多かったのですが、何度も行くうちに震災とは関係のない話題もしてくれるようになり、被災者との関わり方や接し方、気持ちの面について、これまで学校で学んだことを活かせたと感じています。

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