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人員数の増加とAI導入の継続を計画する中、CEOのほぼ5人に3人が世界経済の先行きを楽観視しています:PwC 2025グローバルCEO調査

共同通信PRワイヤー / 2025年1月22日 10時2分


PwCのグローバル会長、モハメド・カンデ氏は次のように述べています:


「今年のCEO調査の結果は、対照的な結果を浮き彫りにしました。世界中のビジネスリーダーは、今年を楽観視していますが、同時に、価値を創造し、提供し、獲得する方法を改革しなければならないことも認識しています。GenAIのような新興テクノロジー、地政学の変化、気候変動はすべて、経済の仕組みを変革しています。新たなビジネス・エコシステムが形成され、企業が競争し、価値を創造する方法を変革しています。ビジネスリーダーが成功するためには、人材、フットプリント、サプライチェーンからビジネスモデルの改革に至るまで、戦略に関する大胆な決断を下す必要があります。」


再発明の必要性


過去2年間と同様、CEOの10人に4人(42%)は、現在の路線を継続した場合、今後10年間は存続できないと考えています。大きな変化がなければ存続できないと考える企業のうち、42%は、経済的存続性に最も大きな影響を及ぼすものとして、規制環境の変化を挙げています。


しかし、CEOはすべてのセクターで行動を起こしています。ほぼ3分の2(63%)が、過去5年間に自社の価値の創造、提供、獲得方法を変えるために、少なくとも1つの重要な行動を起こしており、過去5年間でより多くの改革行動を起こしたCEOは、過去12カ月間の利益率がより高いことを報告しています。


企業がビジネスモデルの改革に取り組む中、ほぼ10社に4社(38%)が、過去5年間に少なくとも1つの新しい分野で競争を始めたと回答しています。また、約3分の1(34%)は、過去5年間で、この分野が企業収益の20%以上を占めるようになったと回答しています。


しかし、改革を進めるペースは遅く、企業の大多数は機敏さに欠けています。プロジェクトや事業部門間で予算や人材を移動させる場合、約半数のCEOが、財務的・人的資源の10%以下を年ごとに再配分していると回答しました。また、3分の2以上が20%以下の再配分しか行っていません。過去5年間の新規事業による売上は、平均してわずか7%に過ぎません。


CEOはGenAIの可能性に楽観的であるが、より強い成果を求めている


CEOはGenAIによる具体的な効果を報告しています。半数以上(56%)が過去12カ月間に従業員の時間を効率化し、3分の1(32%)が収益を増加させたと報告しています。


しかし、業績は昨年表明された期待をやや下回っています。2024年には、46%が収益性の改善を期待していると答えました。その1年後、収益性が向上したかどうかを尋ねたところ、向上したと答えたのは34%にとどまりました。AIへの信頼は、より広範な導入へのハードルとなっています。自社の主要なプロセスにテクノロジーを組み込むことに高い信頼感を抱いていると答えたCEOは、わずか3分の1にとどまりました。

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