成人年齢の引き下げでも「お酒は20歳から」JR駅利用の中高生に飲酒防止呼びかけ

登校中の中高生に飲酒防止を呼びかける街頭活動の参加者たち（JR福知山駅南口）

　4月の20歳未満飲酒防止強調月間に合わせ、京都府福知山市の福知山小売酒販組合などは、このほどJR福知山駅周辺で登校中の中高生らに飲酒防止を訴えた。

　街頭活動には、組合のほか、福知山税務署や京都府警福知山署、コンビニ各社など10団体から計40人が参加した。福知山市のキャラクター「ドッコちゃん」や「酒呑童子」なども駆けつけた。

　参加者は、生徒たちに、飲酒による悪影響や「20歳未満にはお酒売りません！」などと記されたチラシとティッシュを手渡していた。

　組合の日下誠次郎理事長（70）は「成人年齢は引き下げられたがお酒は20歳から。ルールを徹底してもらいたい」と話した。