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朝食とらなくても必須?口臭予防の「歯磨き」タイミングとは

つやプラ / 2015年4月23日 15時0分

あなたは他の人の口臭が気になったことはありませんか? 江崎グリコの調査によれば、気になる他人のニオイとして1位に挙がったのが、なんと「口臭」。他人の口臭が「よく気になる」「時々気になる」という人は半数以上と、思っている以上に他人の口臭は気になるもののよう。年齢とともに強くなる「加齢性口臭」も生理的な口臭のひとつですが、エイジング世代は特に注意したいですよね。今回は、口臭予防ができる歯磨きのポイントをご紹介します。

■実は口臭の救世主は「唾液」

 唾液というと、清潔なものではないイメージがありますが、実はそうではありません。唾液は食べ物の消化を助けたり、口の中を洗い流して、口中の細菌の繁殖をおさえてくれる効果があるのです。口臭予防の代表的な方法といえば「歯みがき」ですが、朝・昼・晩のどのタイミングの歯みがきが重要なのでしょうか。それぞれの役割も合わせてご紹介します。

■夜の歯磨きは「1日の細菌を減らす」

多くの方が、夕飯や飲み会後など、「夜の歯みがき」を大事にしているのではないでしょうか。実は特に重要なのは「寝る前の歯磨き」。寝ている間は唾液の分泌が少なくなるため、就寝前の歯磨きできちんとその日の細菌を減らしておきましょう。むし歯予防をしたいなら、歯みがき粉は「フッ素」が配合されているものがオススメ。歯へのミネラル補給を促し、健康な状態に近づけてくれると言われています。

■口臭予防に大切なのは「朝歯磨き」

寝ている間は唾液の分泌量が極端に少なくなってしまうので、起きた直後の口の中は、1日の中で細菌の数も最も多く、口臭も強くなっています。ですから、たとえ朝食を食べなかったとしても、朝の歯磨きは必ずしましょう。また、食事によって抗菌効果のある唾液が分泌されますから、なるべく朝食を食べることをオススメします。その際は、唾液がたくさん出るようによく噛んで食べましょう。では、昼の歯磨きはおろそかでもいいのでしょうか?

■昼の歯磨きは「ダイエット効果」あり?

昼食後に歯を磨く習慣がない方は、意外と多いのではないでしょうか。昼食後の歯磨きは口にスッキリ感を与え、自然と間食を抑えてくれますから、ダイエット効果につながると考えられます。さっそく今日から昼の歯磨きを習慣化させましょう。

いかがでしたか? 歯磨きは回数が多ければ多いほど、むし歯になる確率が下がるという調査結果も出ています。口臭予防だけでなく、ダイエットやむし歯予防の観点からも、1日最低3回の歯磨きは習慣化したいものですね。
(美容ライター/エディター 長岡宏江)

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