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サロン式!「冷え取りオイルトリートメント」でむくみケア

つやプラ / 2015年11月20日 20時0分

少しずつ寒さを感じる季節。身体が冷えると一番影響が出るのが「血行」。滞ると、こりや痛み、胃腸など臓器の働きも弱くなり、肩こりや腰痛、便秘、むくみ、生理不順などの症状が悪化してしまいます。自宅でできる温活では、お風呂に入ることが一番ですが、リラクゼーション施設を利用するのもひとつの方法。今回は、エステテシャン・リンパセラピストである筆者が、岩盤浴中にできる冷え取りオイルトリートメントをご紹介します。もちろん、施設に行かずとも、身体が温まったお風呂上がりに行えるケアもご紹介します。

■岩盤浴でお腹を温活!

身体を温めるリラクゼーション施設のひとつ「岩盤浴」は、温めた石の上に横になる、言わばお湯のいらないお風呂です。使用されている天然鉱石から放射される遠赤外線により、身体の芯からしっかり温まります。寝ているだけでデトックス効果や血液の流れを良くし、疲れを解消してくれます。

岩盤浴で上手に温活する方法

まずは、うつぶせになってお腹を温めます。次に仰向けになり、背中と腰を温めます(各5〜10分程度)。くれぐれも自分のペースで、無理せず行ないましょう。

■「発汗系オイル」の活用もおすすめ

発汗オイルとは、スパイシーなジンジャーやトウガラシエキスなどが入った、トリートメントオイルやヒートジェルのこと。塗った瞬間ポカポカと温かい温感を感じられるのが特徴です。温感成分にはバニラビーンズからとれる「バニリルブチル」という成分をチェック! ただ、肌が乾燥している場合は通常よりも熱く感じる場合がありますので、ご注意ください。発汗系のオイルやジェルは、インターネットの通信販売やコスメショップなどで気軽に手に入りますよ。記載の「使用上の注意」や「ご注意」をしっかり読んでから使ってくださいね。

■発汗オイルを使ったマッサージ3つ 脚マッサージ法

岩盤浴での環境が慣れてきたらやりたいのが、ストレッチやマッサージです。温まってほぐれた身体で行なうと、身体が硬い人でもいつもより筋肉の伸びを感じられますよ。水分補給と休息をしっかりとって、自分のペースで行ってくださいね。

1.冷えやすい足先の冷えをチェックしてください。自分の足のどの辺が冷えているのか、硬くなっているのか触ってみます。
2.発汗オイルを足先からふくらはぎ、太ももまで全体的に塗っていきます。
3.全体的に塗ったら、足の指を一本一本ほぐし、足首をクルクルと5回程度、ぞうきんを絞るようにほぐします。
4.ふくらはぎから太ももは手をグーにして、トントンと気持ちの良い強さで叩いてほぐします(全体的に2往復)。
5.お尻の後ろをトントンと5回ほど叩いて、セルライトを刺激していきます。

腸内環境を整えるお腹マッサージ法

手順が覚えられなければ、お腹をクルクル回しながらほぐすだけでもOKです。

1.お腹全体に発汗オイルを塗ります。
2.みぞおちの少し下を軽く2、3回押して、肋骨の際の部分を骨に沿いながら、ウエストの方に2回押し流していきます。
3.おへそを中心に時計回りに手のひら全体でクルクルと5回程度、円をかくようにほぐしていきます。
※違和感を感じる部分があれば、手のひらで温めて指でもみほぐしましょう。
4.最後に左右の股関節(そけい部)を上下に5回程度さすりながら流します。

二の腕・鎖骨もスッキリ!デコルテマッサージ法

最後は腕からデコルテのトリートメントです。手順が覚えられなければ、腕全体をワキの下に向かって流すだけでもOKです。

1.腕からデコルテ全体に発汗オイルを塗ります。
2.右手親指と人差し指の間、水かきの部分にある合谷(ごうこく)というツボをゆっくりと2回押します(各5秒)。
3.左手で右手首から右肘下まで握るように、ほぐしていきます(2往復)。
4.左手をグーにして二の腕をワキの下に向かって全体的に流します。
5.老廃物が溜まりやすいワキの下はつまみながらほぐして、鎖骨をなでるように左右に5回流してフィニッシュ。左腕も同様に行ないます。

岩盤浴で温まることに慣れたら、ストレッチやマッサージを取り入れて美活もできるといいですね!
(リンパ・ハーバリスト/ビューティヘルスライター 町山町子)

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