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今年こそヨガ!ビギナーさんも全身活性化「太陽礼拝のポーズ」

つやプラ / 2016年1月5日 21時0分

今年こそは ヨガを習いたい! と思っている人は、今すぐ太陽礼拝にチャレンジしてみませんか? ヨガの定番なので名前をきいたことがある人もいるかもしれません。もしくは実際に体験して「ビギナーには無理!」と引き気味の人もいるかもしれません。そこで、今回は誰でも気軽にチャレンジできる「座った太陽礼拝」をご紹介します。 ぜひ実践してみて、体が気持ちよく伸びる感覚や、呼吸に集中する時間を楽しんで見てください。

■ヨガの目的は「自分の体と心の状態を知る」こと

ヨガの元々の意味は、「ユジュ」=「つなげる」です。何をつなげるかと言えば、瞬間的にいろいろな方向に跳ねまわる自分の感情を体につなげること。私たちの感情は常にせわしなく動き周り、落ち着くことがありません。この心の状態を鎮めて今現在の自分の体と心の状態を見ることがヨガの目的でもあるのです。

今の自分の体と心を理解するには

どうやって「今を感じる」かと言うと、呼吸を聴くこと、そして体を観察することです。呼吸が浅ければ「イライラしている、心配ごとに気持ちが向いている」状態であり、首や肩が緊張している状態かもしれません。見えない心を知るには、呼吸を聞くことです。

■「太陽礼拝」で心の静寂と平和を感じましょう

さて、今回ご紹介するのは、ウォーミングアップに最適な太陽礼拝(座ったver.)と、「スーリヤ・ナマスカーラ」です。スーリヤ・ナマスカーラはアーサナ(ポーズ)の王道と言われ、スーリヤとは「太陽、太陽神」、ナマスカーラとは「礼拝、あいさつ」の意味です。連続したポーズを呼吸に合わせて行えば、凝り固まった肩や腰、股関節周辺が気持ちよくほぐれてきます。

■座った太陽礼拝「スーリヤ・ナマスカーラ」の紹介

<効果>

全身の筋肉の活性化、疲労回復、内臓機能の活性化、首、肩、腰などの疲れ解消、ヒップ、太腿、膝裏、足首等のストレッチ

<やり方>

1.金剛座になり、胸の前で合掌します。(※金剛座とは、足を重ねない正座姿勢)ゆっくりと呼吸に耳を傾け、意識を集中させます。sun1

2. 息を吸いながら膝立ちになり、両手を天井方向に伸ばします。気持ちよく感じる程度に背中を反らします。sun2

3.息を吐きながら、両手を床につけ、猫が伸びをしたポーズになり、手のひらから腰までが気持ちよく伸びる場所でゆっくり3呼吸を繰り返し、体側、脇の下を伸ばします。sun3

4. 息を吸いながら両手を肩の下に置き、息を吐きながら背中を丸め、猫が丸まったポーズになり体の裏側を伸ばします。目線はおへそ辺りに。sun4

5. 足の裏を付け、腰を高く突き上げ下を向いた犬のポーズになります。ゆっくりと呼吸を10回ほど繰り返します。目線は両足の間に下ろし、首の後ろを伸ばしましょう。背中が伸びない、息苦しいという人は膝を曲げてもOKです。sun5

6. ゆっくりと膝を床につけ、猫が丸まったポーズに戻ります。sun6

7. 息を吸いながら両手を前に伸ばし、吐く息で体側、腰、脇の下を伸ばす猫が伸びを下ポーズに戻ります。sun7

8. 息を吸いながら両手を天井方向に伸ばします。sun8

9. 吐く息とともに金剛座のポーズに戻り、両手を胸の前に下ろします。sun9

いかがですか?ヨガをやってみたい! と思ったら、ぜひこの一連の動きを実践してみて下さい。大切なポイントは、呼吸に動きを合わせ、体の声に耳を傾けてみて下さい。最初は脚裏が伸びづらくても、続けることで、気持ちいいくらい体は柔軟性を増していきます。ぜひ、気軽にチャレンジしてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)

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