1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ゲーム

『ポケモン』実在人物がモデルの元ネタ・3選 逸話がずかんの説明にも反映?

マグミクス / 2023年5月28日 21時25分

写真

■モチーフはシリーズの生みの親!?

 ポケモンは、現実世界の動物や植物などが由来になっています。デザインはもちろんのこと、ネーミングも元ネタから来ている例もあり、実在する人物がモデルになっているケースもチラホラ見受けられます。

 たとえば、カビゴンのモチーフが開発元である株式会社ゲームフリークのゲームプランナー・西野弘二氏だったという話は広く知られているでしょう。

 カビゴンといえば食いしん坊なうえ、四六時中寝ているようなポケモンです。対して西野氏も同じようなタイプだったそうで、そんな彼につけられたあだ名が「カービィ」。そこから転じて「カビゴン」になり、ポケモンの元ネタになったと言われています。

 また一説によると、西野氏は食材にカビが生えていてもお構いなしと言わんばかりな大食漢だったとか……。片やカビゴンの消化液には、猛毒さえも受け付けないという設定が存在します。もしかしたら彼の逸話が元ネタになっているのかもしれません。

●訴訟問題に発展したケースも!?

 ねんりきポケモン・ユンゲラーのモチーフになった人物として知られるのが、スプーン曲げで一世を風靡したタレントのユリ・ゲラー氏です。しかし本人からは好意的に受け取られず、自身のイメージを盗用しているとして、1990年代後半から2000年代にかけて任天堂に対する損害賠償請求を起こしていました。

 この訴訟問題による影響なのか、『ポケモンカードゲーム』(ポケカ)では長らくユンゲラーが収録されず、代わりにケーシィはフーディンへ直接進化する能力を有することに……。

 ところが2020年11月29日、ユリ・ゲラー氏は自身のTwitter上で当時の騒ぎについて謝意を述べ、『ポケカ』におけるユンゲラーの使用を認めると発表しました。これにより、2023年6月16日(金)発売予定の強化拡張パック『ポケモンカード151』にて約20年ぶりの収録が決定しています。

 他方で、意外と知られていないのが「かくとうタイプ」の代表格であるエビワラーとサワムラーの元ネタです。実を言うと両者ともモチーフになった格闘家が存在しており、エビワラーは元世界フライ級チャンピオンの海老原博幸さんが由来とされています。

 海老原さんといえば日本人初の二団体統一世界王者に輝いたボクサーで、必殺の左ストレートは「カミソリ・パンチ」と呼ばれていました。ちなみにエビワラーの「おもさ」は50.2kg。おそらくフライ級の体重制限を意識して、50.2kgに設定したのでしょう。

 対してサワムラーのモデルになったと言われているのが、昭和のプロスポーツ史を代表する元キックボクサーの沢村忠さんです。「真空飛び膝蹴り」と命名された必殺技を武器にKOを重ねたことから「キックの鬼」の異名で知られ、絶大な人気を集めていました。

 ほかにも特定の人物がモチーフになったと思われるケースは、まだまだ存在しているかもしれません。気になる人は、「ポケモンずかん」を眺めながら考察してみてはいかがでしょうか。

(ハララ書房)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください