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「まさかの死因にドン引き」虚弱すぎたファミコン時代の主人公3選

マグミクス / 2023年6月13日 21時25分

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■すぐ死ぬけど、いまだに愛されている貧弱主人公も!

 一斉を風靡したファミコンソフトのなかには、あまりに弱すぎて「すぐ死んでしまう」主人公が存在します。つねに緊張感のあるプレイを強いられ、時にはコントローラーを叩きつけた経験のあるプレイヤーも少なくないことでしょう。

 そんなファミコン時代の貧弱キャラの筆頭として、やはり最初に振り返りたいのが「ゲーム史上最弱の主人公」などと言われている『スペランカー』の主人公です。

 同作は、探検家の主人公が洞窟の奥にある宝を目指して冒険するアクションゲームです。しかし、とにかく些細なことで死んでしまう貧弱な主人公が有名で、現代でもケガの多いスポーツ選手などを指す俗語として「スペ(ランカー)体質」という言葉が使われているほどです。

 ゲーム内では、ゴンドラと足場の小さな隙間に落ちて死んだり、ほんの少しの段差や高低差のあるジャンプで即死したり、コウモリのフンがかすめただけで死んだりと、史上最弱の名にふさわしい死にっぷりを披露します。

 ゲームファンからは「スペランカー弱すぎだろ。グーニーズを見習えよ」「友達から借りて1面もクリアできずに挫折した」といった声があがったほどです。なにかとネタにされがちな『スペランカー』ですが、アクションゲームとしての完成度は高く、続編が発売されたほどの良作でもあります。

 続いて『スペランカー』の主人公に匹敵する逸材として知られるのが、『アトランチスの謎』の主人公・ウィンです。

 同作は、アトランチスと呼ばれる島で行方不明になった師匠を見つけるために、ウィンが危険な地を探検する横スクロールアクションゲームです。

 ジャンプの挙動に独特のクセがあり、理不尽なまでの難易度の高さが特徴でしたが、熱烈なファンがいる作品としても知られています。

 そんな『アトランチスの謎』の主人公ウィンが貧弱キャラと言われる理由のひとつに、『スペランカー』と同様、コウモリのフンが当たると即死することが挙げられます。

 もちろん天敵はコウモリのフンだけでなく、少しでも敵の体がかすめたらウィンは即死。ゲームの説明書には「師匠を助けるために訓練を積んだ」と書かれているにもかかわらず、あまりにも貧弱な肉体です。

 もともと攻略の難しい、いわゆる「死にゲー」だったこともあって、同作のプレイヤーから「主人公はコウモリのウンコで死に、自分が投げた爆弾で死に、穴に落ちても死ぬ。死のイメージしかない」といった嘆きの声があがるほどでした。

■いくら原作どおりの設定とはいえ弱すぎる?

設定通りだけど弱すぎた? 『オバケのQ太郎 ワンワンパニック』(バンダイ)

 藤子不二雄先生の人気作が原作のファミコンソフト『オバケのQ太郎 ワンワンパニック』の主人公は、もちろんQ太郎。そのQ太郎も結構な貧弱ぶりでした。

 犬が大の苦手というのは原作通りですが、ゲーム内では飛んでくる犬の鳴き声に当たるだけでミスになります。それだけならまだしも、Q太郎は空中をふわふわ漂う風船や、工場の煙に当たっただけで残機が減る始末です。

 そんな虚弱な主人公なので難易度の高さは相当なもの。ゲームファンの間でも「鬼のような高難易度。史上最強に難しい」「犬が強すぎてクリアできない」といった声があがるほどです。

 ちなみに『ワンワンパニック』の操作はAボタンが攻撃、Bボタンはジャンプという設定で、当時大流行した『スーパーマリオブラザーズ』とは逆の設定。そのため、マリオを遊んできたプレイヤーにとっては、操作に慣れるまで少々時間を要しました。

 今回紹介したファミコンソフトは主人公の弱さをイジられがちですが、いまだにネタにされるあたりからも多くの人に愛されている様子が伺えます。もしかすると貧弱なキャラだからこそ、愛着が生まれるのかもしれませんね。

(LUIS FIELD)

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