最強パイロット、アムロ・レイの「神戦闘」3選 ニュータイプ能力だけじゃない熟練の技も!
マグミクス / 2023年8月2日 6時10分
■次元が違う? アムロの戦闘テクニック
アニメ『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイは、ガンダムのパイロットとしておなじみのキャラです。アムロは、続編となるアニメ『機動戦士Zガンダム』や映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』でも活躍し、ニュータイプならではの卓越したパイロット能力を発揮しています。今回は、アムロの神業的な戦闘シーンを振り返ります。
まずは『機動戦士ガンダム』の第24話「追撃!トリプル・ドム」での戦闘です。ジオン軍の「黒い三連星」の異名を持つガイア・マッシュ・オルテガが乗る3機のドムがホワイトベースに襲いかかり、アムロはガンダムで対抗します。
ガイアは、アムロのパイロットとしての能力がこれまでの相手とは違うことを察して、「オルテガ、マッシュ、モビルスーツにジェットストリームアタックを掛けるぞ」と合図を出します。ジェットストリームアタックは、三機のドムが直線にフォーメーションを組み、三者三様の攻撃を仕掛けるチームプレイで、「黒い三連星」の代名詞といえる戦法です。
3機のドムが真っ直ぐに隊列を組むのを見て「こいつ、来るのか!?」と、アムロは迎撃態勢に入りますが、黒い三連星のジェットストリームアタックの前にアムロは翻弄されてしまいます。
それをみて「いけるぞ、もう一度ジェットストリームアタックだ」と、手ごたえをつかんだガイアは再び攻撃を仕掛けます。しかし、アムロもやられてばかりではありません。アムロは視界を遮ろうとしていたドムの胸部にあるビームの光をガンダムのシールドで防ぎながら怯まずに立ち向かい、襲い掛かるガイアのドムを踏み台にして乗り越えたのです。
そして、ガイアの背後にいたマッシュのドムをビームサーベルで突き刺し、ジェットストリームアタックからの危機を回避しました。窮地におちいっても柔軟に対応できるアムロのパイロット技術は、まさに「神戦闘」という言葉にふさわしいのではないでしょうか。
■「ギュネイをやったの?!」敵の癖を見抜いた戦法
『機動戦士Zガンダム』では、一年戦争後のアムロの姿が見られる。画像は劇場版『機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-』DVD(バンダイビジュアル) (C)創通・サンライズ
アムロの優れた戦闘テクニックは、続編の『機動戦士Zガンダム』でも観られます。一年戦争から約7年が経った宇宙世紀0087年、連邦政府に危険視されていたアムロは幽閉状態に置かれていました。
第14話「アムロ再び」では、サイド7難民の孤児でアムロとともに一年戦争を乗り越えたカツ・コバヤシ(一年戦争時の名はカツ・ハウィン)の煽りもあって、再び戦場へと向かうことをアムロは決心します。しかし、アムロには連邦政府の監視が付いていたこともあり、フラウ・コバヤシ一行を空港で見送ると見せかけてカツとともに非武装の輸送機を強奪し、ケネディ・スペースポートへ向かいます。
輸送機の強奪に成功し、安堵していたのも束の間、地球上をメインに活動している反地球連邦組織カラバの旗艦アウドムラが攻撃を受けていることを知ると、アムロは輸送機をそちらに向け、アウドムラの救援に向かいます。アウドムラはティターンズのブラン・ブルダークが乗るアッシマーの攻撃を受けていましたが、そこに『Z』の主人公・カミーユ・ビダンのガンダムMk-IIとクワトロ・バジーナ扮するシャア・アズナブルの百式が迎え撃ちます。
可変型モビルスーツのアッシマーとの空中戦では分が悪く、カミーユたちは苦戦を強いられていました。その状況を見ていたアムロは、ここで予想だにしない行動に出ます。危険な状態であるアウドムラを見て、アムロが乗る輸送機をアッシマーに向かって体当たりさせたのです。
撃墜とまではいかなかったものの、輸送機にアッシマーの脚部をやられたブランは撤退を余儀なくされます。ブランクがあるとはいえ、思い切った突撃で敵を退却に追い込んだアムロの判断には脱帽するしかありません。
アムロの神戦闘は、これだけでは終わりません。1988年に公開された映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリー終盤でのこと。ν(ニュー)ガンダムに乗るアムロはアクシズ落下を阻止するため、出撃した際にクェス・パラヤのα・アジールとギュネイ・ガスのヤクト・ドーガと交戦します。
ニュータイプのクェスと強化人間のギュネイふたりを相手にするだけでも骨が折れる戦いですが、そこは数多の戦火を乗り超えてきたアムロ。敵のさまざまな攻撃を回避しつつ、戦況を自分が有利な方に傾けます。そして、その出来事は一瞬でした。
ギュネイの攻撃を防いだシールドと背中のバズーカを一旦、切り離して囮(おとり)にし、ギュネイが気を取られている隙を突いて、ν(ニュー)ガンダムのビームライフルでヤクト・ドーガを撃墜します。敵の虚をつく戦法だったためか、クェスが「ギュネイをやったの!?」と戸惑うほど、ギュネイはあっさりやられてしまいました。
この戦法は、ストーリー序盤の小惑星5thルナでの戦いを活かしているようにもみえます。リ・ガズィに乗るアムロとギュネイが戦闘しているときのこと。ギュネイは、リ・ガズィから切り離されたBWS(バック・ウェポン・システム)に一瞬、気を取られているシーンがあります。アムロは、ギュネイの注意力が散漫になる癖があることを見抜いていたからこそできた戦法ではないかと推測します。だとすれば、敵の癖すら戦闘に活かすアムロには驚くばかりです。
(LUIS FIELD)
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