「コスサミ2023」美女コスプレイヤー特集 真夏に映える水着衣装も！

■広角レンズだからこそ撮れる、躍動感あふれるコスプレ写真

　2023年8月4日から6日までの3日間、名古屋市栄を中心としたオアシス21、Hisaya-odori Park、愛知芸術文化センターなどで、世界最大級のコスプレの祭典「世界コスプレサミット」が開催されました。世界33カ国・地域から代表コスプレイヤーが集まり、世界一の座をかけたコスプレパフォーマンスステージでは、イギリスが初優勝。それ以外にもレッドカーペットセレモニー、コスプレランウェイステージ、コスプレパレードなどで大盛り上がりでした。

　2日目も炎天下の中、薄手の衣装に限らず、造形にこだわった厚手の衣装に身を包んだ、『ソードアート・オンライン』や『勝利の女神:NIKKE』、『BLACK LAGOON』などのアクションポーズが見せ場なコスプレを多く発見しました。コスプレイベントでは、背景の写り込みを避けたり、コスプレイヤーのバストアップ写真がSNSで目立ったりといった観点から、いわゆる50mm以上の画角のレンズを使うカメラマンが多いです。実際、カメラのレンズはその仕組みから50mm以下は四隅が歪みやすいので、人物撮影に使うのを嫌う人もいます。

　しかし、迫力あるアクションポーズを撮りたい場合は、24mm～35mmの画角で生じる四隅の歪みを活かした撮影がオススメです。そこで今回はSONY 24mm GMレンズを使って、アクションポーズが映えるコスプレイヤーを中心に撮影しました。50mm以上の望遠レンズでは、背景をできるだけ切り取り、被写体をボカす撮り方が定番ですが、広角レンズならではの空や建築物などの背景を活かした臨場感ある写真は迫力抜群です。

（乃木章）