1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. 面白ネタ

「希望が潰えた」『ワンピ』最終章は鬱展開に突入? 「いい人ばっかり死んでいく」

マグミクス / 2023年8月21日 11時40分

「希望が潰えた」『ワンピ』最終章は鬱展開に突入? 「いい人ばっかり死んでいく」

■「いい人」ほど早く死んでいく?

『ONE PIECE(ワンピース)』は最終章突入後、これまでより容赦のない展開が繰り広げられています。なかでも特筆すべきは「いい人」として知られるキャラが、どんどん命を落としていくことでしょう。

※この記事には『ONE PIECE』106巻以降の内容や、キャラクターの生死にまつわる記載があります。

 これまでも、『ONE PIECE』ではルフィたちの味方になってくれるキャラクターが命を落としてきました。たとえば「万国編」で登場したミンク族のペドロがナミたちを逃がすために自爆死したことや、「ワノ国編」でルフィたちとともにカイドウに対抗してくれた霜月康イエやアシュラ童子、イゾウなどがあげられます。

 この記事では最終章突入後に死亡が明らかとなった、惜しいキャラを振り返ります。

●ミョスガルド聖

 まずは、天竜人のミョスガルド聖です。かつて魚人島「リュウグウ王国」に事故で漂着してしまった際に、ほかの天竜人と同じように威圧的な態度で、自分を助けるよう魚人たちに指示していました。しかし、リュウグウ王国の王妃、オトヒメの慈愛の心によって命を救われます。

「世界会議編」で再登場した際には、オトヒメの行動に胸を打たれて「人間らしい」考え方をするようになった様子が描かれており、同族であるはずの天竜人をぶん殴り、目を付けられたしらほしたちを守りました。

 しかし、第1086話で「人間らしく」なったミョスガルド聖が処刑されてしまったことが明らかになったのです。処刑された理由は「魚人族をかばったから」というものでした。ミョスガルド聖を裁いたフィガーランド・ガーリング聖は、「ゴミをかばう奴は……それ以下だ」と吐き捨てており、天竜人と一般人の価値観が大きくかけ離れていることがうかがえます。

 ミョスガルド聖が処刑されたことに対し、SNS上では「オトヒメ王妃がつなげた『希望』がここで潰えてしまった」「人格面でも魚人島つながりでも、ルフィと『ダチ』になれただろうに」と、落胆の声があがっていました。

 また、フルネームが「ドンキホーテ・ミョスガルド」ということもあり、元天竜人のドンキホーテ・ドフラミンゴとの関係性も注目されていました。今後、本編に関わってきそうな人物だっただけに、突然の死は多くのファンを驚かせたのではないでしょうか。

■「尾田先生鬼畜すぎ」衝撃の展開にファンから悲しみの声

アラバスタで登場した「名君」に悲劇が 「ONE PIECE Eternal Log “ARABASTA"」(エイベックス・ピクチャーズ)

●Tボーン大佐

 続いて、「エニエス・ロビー編」で登場したTボーン大佐です。迫力のある顔とは裏腹に「趣味が人助け」「一日百善」がモットーの、慈愛と正義感にあふれた海兵でした。登場当初は大佐でしたが、2年後は少将に昇格、殺される直前は中将の地位まで昇りつめた人物です。

 守るべき市民や部下のためなら、自らを犠牲にする優しき海兵でした。しかし、第1082話でバギー、クロコダイル、ミホークらによる会社「クロスギルド」によって仕掛けられた「海兵狩り」の犠牲者となってしまったことが明らかとなります。

 しかも、Tボーンに手を下したのは海賊ではなく、困窮しているひとりの市民です。市民は飢えた生活を変えるために「海兵狩り」に参加して、Tボーンの命を奪いました。

 Tボーンの死について、SNS上では「しんどすぎて泣いちゃう」という悲しみの声があがっています。また、Tボーンが市民によって命を奪われたことに対して「守るべき市民に殺させるなんて(怒)」「尾田先生鬼畜すぎる」と、衝撃的な展開を描いた作者への声も見られました。

●ネフェルタリ・コブラ

 最後は、アラバスタ王国第12代国王のネフェルタリ・コブラです。かつてルフィたちとともに旅をしたネフェルタリ・ビビの父親で、「国とは人」という考えのもと絶えず人民のことを考えている名君でした。近年は病により、車椅子に乗った様子が描かれている人物です。

 第1084話で五老星と面会したコブラは、かつてアラバスタの女王だったネフェルタリ・リリィについての質問をしました。そしてコブラは、面会の場に現れたイム様の命令によって殺されてしまいます。新聞で「コブラを暗殺した犯人」とされていたサボはその場に居合わせており、コブラから「自分たちネフェルタリ家も『Dの一族』だ」とビビへの遺言を託されました。

 作中屈指の「名君」が亡くなったことに対して、SNS上では「コブラの死は辛いけど彼の生きざまは心に深く刻まれた」など、彼の死を悼む声があがっています。また「ビビがコブラの死を知った時が心配」と、まだ本編では描かれていない、ビビが父の死を知った瞬間を心配するファンも見られました。

『ONE PIECE』は今後も怒涛の展開が繰り広げられることでしょう。これ以上「いい人」たちが亡くならないことを祈るばかりです。

(LUIS FIELD)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください