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「今作では、全てがリアルです」監督が語る映画『グランツーリスモ』メイキング公開!

マグミクス / 2023年8月29日 18時40分

「今作では、全てがリアルです」監督が語る映画『グランツーリスモ』メイキング公開!

■「雰囲気もリアルにしなければならない」

 2023年8月25日(金)に全米公開され、その週末に約25億円の興行収入を上げた映画『グランツーリスモ』の、ニール・ブロムカンプ監督が心血を注いだ撮影の舞台裏を収めたメイキング映像が公開されました。

 映像でニール・ブロムカンプ監督は、元々車好きで、劇中にも登場するNISSAN GT-Rを個人的にも所有していたと明かし、本作を監督できることは喜びだといい、「今作では、全てがリアルです。車を運転している場面でも役者たちが、本来出すべきスピードにかなり近い速度でコースを走っているんです」と話します。

 撮影には本物のレーシングカーが使用され、スロバキアのスロバキア・リング、ドバイ・オートドローム、ドイツのニュルブルクリンク、オーストリアのレッドブル・リンク、ハンガリーのハンガロリンクという本物のサーキットで、GTアカデミーとル・マン24時間レースのシーンの撮影が行われました。

 しかし、観客に映画の没入感や最大限の臨場感を味わってもらうには「本物の車とサーキットを揃えただけでは不十分で、雰囲気もリアルにしなければならない」と監督は考え、様々なカメラを使い分けることにより独自撮影の方法を構築し実現していったそうです。

 まずはコックピットの内側と外側から撮影をし、普段、観客が見ることのできない窓ガラスを打つ微粒子や光の反射などを撮影しました。監督は「高速で追いかける車のフロントの低い位置にあるリモートヘッドのカメラを使い、地上高数cmの所から外側を撮ることで、競り合う車同士のスピード感が非常によく伝わる映像が撮れる」といいます。ドローン・レーシングで使用されるFPVドローンと、カーレースのTV中継などでも使用されるシネマティック・ドローンも導入されました。

 さらにハイスピードのアクションを見せることを重視する一方で、レーサーたちが経験する極限の精神状態も捉えたいと考えた監督は、俳優たちに焦点を当てる撮影も敢行しました。「レーサー達は“レースは自分との闘いだ”と言い、自らの限界を試し、疲労の壁を超えることで車と一体となる」とし、そうした実際のレーサーの体験を基にその感覚を再現するため、車内のスペースにカメラを置き、過酷な状況下で戦うレーサーたちの表情を捉えたと話します。

 世界一過酷な夢への挑戦を描く映画『グランツーリスモ』は、日本国内では2023年9月15日(金)より全国公開です。

映画『グランツーリスモ』日本国内公開は2023年9月15日(金)

■作品情報
・タイトル:『グランツーリスモ』
・原題:『GRAN TURISMO: BASED ON A TRUE STORY』
・日本公開表記:9月15日(金)全国の映画館で公開
・US公開日:8月25日
・監督:ニール・ブロムカンプ(『第9地区』『チャッピー』)
・脚本:ジェイソン・ホール(『アメリカン・スナイパー』)、ザック・ベイリン(『クリード 過去の逆襲』)
・出演:デヴィッド・ハーバー(『ブラック・ウィドウ』「ストレンジャー・シングス」シリーズ)、 オーランド・ブルーム、アーチー・マデクウィ(『ミッドサマー』)、ジャイモン・フンスー(『キャプテン・マーベル』)
・日本語吹替版テーマ曲:T-SQUARE「CLIMAX」

(マグミクス編集部)

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