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「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」に大興奮! 『フリーレン』名セリフの再現度が「大当たり」

マグミクス / 2024年3月8日 21時10分

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■思わず「それな!」と共感したくなるザインのセリフ

 凝った設定や独特な空気感が人びとを惹きつけている『葬送のフリーレン』は、心に残るセリフのやりとりもまた魅力のひとつです。アニメ化に伴い、数々の名ゼリフが声付きで再現され、そのたびに多くのファンを沸かせてきました。

●「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」

 例えば現在放送中の「一級魔法使い試験編」で話題になったセリフといえば、宮廷魔法使いであるデンケンの「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」ではないでしょうか。登場時は権力にすがりつく、いけ好かないおじさん魔法使いといった印象だったデンケンですが、エピソードが進むにつれて彼の強い信念や魔法使いとしての優秀さが明かされ、どんどんファンをトリコにしていきます。

 そんなデンケンの魅力を象徴するようなシーンが、件(くだん)のセリフが放たれたアニメ第21話でした。同エピソードでは、フリーレンとの戦いでボコボコにされ、魔力が尽きた後のデンケンが、「こういうとき宮廷魔法使いならどうすると思う?」「最後まで醜くあがくんだ」と味方を鼓舞し、みっともないほどに必死で試験を勝ち抜こうとする姿が描かれています。

 これまで威厳のある態度を見せてきた熟練魔法使いが、最後の最後で「殴り合い」という原始的かつ合理的な選択にしがみつく……。彼が権力争いをどう生き抜いてきたのか垣間見えるという意味でも、間違いなく名シーンでしょう。

●「もう付き合っちゃえよ!!!」

 次はアニメ第17話で放送された、僧侶ザインによる「もう付き合っちゃえよ!!!」というセリフです。フリーレンと一緒に旅をするフェルンとシュタルクの関係性の変化も、同作の魅力のひとつですが、進展しそうで進展しないふたりを見て、もどかしい気持ちになるファンも少なくありません。ザインのセリフは、そんなファンたちの声を代弁するかのような魂の叫びでした。担当声優である中村悠一さんの迫真の演技も、その迫力に拍車をかけています。

●「アウラ、自害しろ」

 またもう少し前のエピソードまでさかのぼると、アニメ第10話の終盤ではフリーレンと断頭台のアウラという魔族との戦いにおいて、原作ファン待望の名ゼリフが飛び出しました。フリーレンはアウラの持つ「服従の天秤」というアイテムの性質を逆手に取り、“言葉”で勝利をつかみ取るのですが、その言葉こそが「アウラ、自害しろ」です。

 アウラの末路は、かねてよりアニメ化を楽しみにする人が多かったこともあり、放送当時はかなり大きな話題になりました。アウラに対する容赦ない命令はちょっとしたネットミームになったほどで、今もなおネット上では「アウラ、社会的に自害しろ」「アウラ、18時間労働しろ」などのアウラ構文が飛び交っています。

※ここから先の記事では、まだアニメ化されていない範囲のネタバレを含みます。

■まだアニメ化されていないエピソードにも名セリフはいっぱい!

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ『葬送のフリーレン』12巻(小学館)

 一方で、まだアニメ化されていないエピソードのなかにも、原作ファンが待望している名ゼリフがまだ残されています。例えばフェルン&シュタルクのデート回、原作66話に登場したフリーレンの「誰に相談しているのか分かっているの?」は、多くの人が待ち望んでいるセリフではないでしょうか。

 フェルンからまさかのデートOKをもらったシュタルクは、何を思ったのか色恋沙汰偏差値最底辺レベルのフリーレンに相談します。このときにフリーレンがシュタルクに対し、言い放ったのが件のセリフでした。彼女自身もこういったことに疎いことをちゃんと自覚しているようです。

 また原作63話の回想シーンに登場した、南の勇者のセリフ「志半ばで私は死ぬのだ」も強烈なインパクトを残しました。これまでのエピソードで勇者ヒンメルが魔王を倒したことは明かされていましたが、実はヒンメル以外にも多くの勇者が魔王討伐に挑んでいたそうです。そのなかのひとりが南の勇者でした。

 彼は「人類最強」とまでいわれていたほど強い勇者だったのですが、未来が見える能力を持っていたため、魔王を倒すのが自分ではないことを分かっていました。にもかかわらずヒンメルと出会う前のフリーレンに、「道は必ずこの私が切り開く」と伝える姿には、南の勇者の自負が強く表れており、多くの読者が胸を打たれました。

 最後は原作ファンのなかでも特に人気の高い「黄金郷のマハト編」から、しびれるようにスタイリッシュなフリーレンのセリフをご紹介しましょう。

『葬送のフリーレン』の世界では、人間が原理を解き明かしていない魔法を「呪い」と呼んでおり、「黄金郷のマハト編」では「万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)」という呪いが物語の大事なカギを握ります。この呪いをフリーレンが解析し、「万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)は、今この瞬間、“呪い”ではなくなった」と宣言するシーンは、多くの人に言いようのない爽快感と感動を与えました。

 現にネット上でも「フリーレンのセリフがカッコよすぎて惚れた」「解析が終わって呪いではなくなったって言うところはゾクゾクしたなぁ」「早くアニメでやってほしい」といった声が多くあがっています。

 またこの決めセリフに限らず、「黄金郷のマハト編」は魔族とのバトルシーンが盛りだくさんなので、2クール目以降のアニメ化も期待するファンが多いのではないでしょうか。シンプルにカッコいいセリフから癖の強いセリフまで、『葬送のフリーレン』にはさまざまな名ゼリフが登場するため、声優陣の演技も含めて、楽しみが盛りだくさんです。

(ハララ書房)

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