【漫画】下の名前「飛馬」なんて読む？ 若い従業員の「キラキラネーム」に絶句！【作者インタビュー】

■「飛馬くん」の読み方が予想外！

　大きな作業現場では、提出する必要がある「作業員名簿」。あるひとりの男性作業員が、名前にふりがなをふっていませんでした。作者が彼に読み方をたずねると……。

　キラキラネームの男性作業員について描いたマンガ「最近の作業員名簿」は、Instagramで投稿されてから1万5000以上のいいねを集めて話題に。読者からは、「かっこいい！」「時代ですね」「知り合いに〇〇さんがいます」など、たくさんの声があがりました。

　このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、イラストレーターの福田雄一さんです。

　作者の福田雄一さんは、『工務店の日報』というマンガを、2022年の2月からInstagramに投稿し始めました。この作品は、当時キラキラネームの作業員と接する機会があったことがきっかけで、投稿に至ったそうです。

　作者の福田雄一さんに、お話を聞きました。

ーーこのマンガ作品は多くの方に読まれましたが、反響はいかがでしたか？

　キラキラネームの大喜利大会のように、Instagramのコメント欄が盛り上がっていました。

ーーその後、また「飛馬くん」と現場で一緒になることはありましたか？

　飛馬くんは、短期の応援で来てくれた方なので、それ以降は会っていません。

ーー飛馬くん以外にも、珍しいキラキラネームの方に出会うことはありましたか？

　飛馬くんを超える素敵なキラキラネームの方には、まだお会いしたことはありません。ただ、作業員の方には下の名前まで聞かないことが多いので、もしかすると「実は隠れキラキラネームでした！」という方と出会っていた可能性はありますが。

ーー本作品の制作には、どのくらいの時間がかかりましたか？　また、『工務店の日報』のマンガの制作はどのように進めていますか？

　2、3時間程度です。事前に工務店の面々とネタ出しをして、頭のなかで構想を固めてから描くとスムーズに描けますが、見切り発車で描き始めると、それ以上に時間がかかることもあります。

ーーこの作品は約1年前の投稿ですが、その後創作活動や取り上げるテーマに変化はありましたか？

　工事関連のネタを出しつくしてしまったので、工事とは関係のないネタを描くことが増えました。

ーー今後、新たに取り組みたい創作活動や、創作以外の活動はありますか？

　現在は、ポルトガルで営んでいた料理店に関するマンガを描いており、日々悪戦苦闘しています。

（マグミクス編集部）