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『ワンピ』第1話から「ニカの伏線あった説」ポイントはインド神話の神様?

マグミクス / 2024年3月16日 11時55分

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■インド神話の神様とルフィに何の関係が?

 最終章が毎週注目を集めているマンガ『ONE PIECE』の醍醐味といえば、さまざまな伏線回収が挙げられます。なかでも、多くのファンの心に強く残っている出来事は、コミックス103巻の第1044話「解放の戦士」で、ルフィの「ゴムゴムの実」の別名が「動物(ゾーン)系 ヒトヒトの実 幻獣種・モデル『ニカ』」であることが発覚したことではないでしょうか。

 ゴムゴムの実の能力者として定着して20年以上も経った後の展開だったため、ネット上には一部の読者から「後付けでしょ」「ご都合主義」といった反応があがっていました。しかし、同作の第1話から「ニカを匂わせるような描写」は登場していたとも言われています。

 太陽の神ニカは「人びとを笑わせて苦悩から解放してくれる存在」といわれており、この事実が発覚するとともに、第1話に登場したワンシーンと結びつける考察が続出しました。第1話では幼少期のルフィが悪魔の実を食べて泳げなくなったことを知ってしばらく経った後、魚屋の前で「魚くれっ!!」と満面の笑みを浮かべたひとコマがあります。

 そんなルフィを見た魚屋さんは、「近頃一段と楽しそうだな」と反応していました。ネットでは「『ニカ』の性質が乗り移った最初の影響なのでは?」「ニカの意志が体に宿った」「いくら根明のルフィとはいえ、海賊になりたい子供が泳げなくなったら普通もっと落ち込むと思う。切り替えの早さはニカの影響か?」などの声もあがっています。

 さらに、1話のサブタイトル「ROMANCE DAWN(冒険の夜明け)」も、ニカの匂わせとして取り上げられることも多いです。普通に受け取ると、ルフィが海賊として海に出るという意味での「冒険の夜明け」となりますが、「夜明け」は「太陽が昇る」という意味でも解釈できます。

 太陽とは書かずに夜明けと遠回しに表現しているのも相まって、ネット上では「ルフィがいずれ太陽の神ニカの能力を覚醒させる予言なのでは?」「この何気なく太陽を想起させる言葉をタイトルに入れてるのが、いかにも伏線って感じ」「ニカの名前とか設定は決まっていなかったとしても、太陽を重要な要素と決めていた可能性はあるのでは」などの反応もあり、1話からの伏線に熱くなるファンが続出しました。

 また、「週刊少年ジャンプ」2022年8月1日号の雑誌付録『Road To Laugh Tale』Vol.4にて、太陽の神ニカのモデルがインド神話に登場する神様「猿神ハヌマーン」であることが発覚し血ます。この神様の挿話を知ることで、1話の段階で「ニカを構想として考えていた」という可能性も高くなるはずです。

 ハヌマーンには「果実と間違えて太陽を食べようとした」という話が存在し、まさに、これは1話で幼少期のルフィが果物だと思ってゴムゴムの実(ニカの実)を食べた点と重なります。厳密にはハヌマーンは食べようとしたところでインドラ(インド神話の英雄神)に顎を砕かれて食べずに留まっているため、悪魔の実を食べてしまったルフィと違う部分はあります。

 ハヌマーンの場合は、太陽を食べずに済んだことで「世界が暗闇に包まれなかった」のですが、悪魔の実を食べてしまったルフィは自身が太陽となり、人びとに光を照らす存在になるということでしょうか。

 今後もニカに関する新事実が明らかになることは、十分に考えられます。そのときに再び過去の話に散りばめられた伏線が発覚するかもしれませんね。

(LUIS FIELD)

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