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「ワンピース」の正体に序盤で重大ヒント? カギを握る初期キャラの再登場はある?

マグミクス / 2024年3月31日 11時55分

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■初期に登場したゲストキャラが放った、意味深なひとこと

『ONE PIECE』で数多く残されている謎のなかでも、特に読者の関心を引いているのは「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」の正体ではないでしょうか。一部のファンの間では、物語の核ともいえる「ひとつなぎの大秘宝」に関する重要なヒントが、初期のストーリーに描かれているのではと話題になっています。

 そんな噂があるのは、コミックス3巻収録の第22話です。22話に登場したキャラクター、ガイモンは22年前に大岩の上にある宝箱を空けようとした拍子に岩から転落し、転落した先にあった箱から抜け出せなくなってしまいました。それ以来、ガイモンは無人島で暮らし続け、侵入者から宝箱を守り続けていたのです。

 ひょんなことからガイモンと出会ったルフィは、箱から抜け出せない彼の代わりに宝箱をとってあげることにします。そしてルフィが軽々と大岩を登り、岩の上にある宝箱を開けてみると、その中身はからっぽでした。その事実に涙するガイモンに対し、ルフィは「もう一回おれと海賊やろう!!」と海へ誘います。しかしガイモンは、無人島にいる珍獣たちをハンターから守るために引き続き島に残ることを決め、ルフィとナミに別れを告げたのでした。

 この「ガイモンが守っていた宝」と「ひとつなぎの大秘宝」には、いくつかの共通点があります。

1.どちらも人が住んでいない場所にあった(無人島と「最後の島」)
2.宝が発見された時期(22年前と25年ほど前)
3.ガイモンは箱から抜け出せなくなり、海賊王となったゴール・D・ロジャーは処刑されてしまったため、発見者がどちらも「自由を奪われて」しまった

 このことについてネット上では、「作者の尾田栄一郎先生が意図的にふたつを重ねて描いたのでは?」という推測が長年話題になっています。まだ今ほどの大ヒット、長期連載になるか分からない時期に丸々1話を使ってガイモンの話を描いた以上、何か大きな意味があると考察されるのも分かります。

 また、22話のなかでは「ワンピース」という単語が7回も登場し、最後にガイモンがルフィに「『ワンピース』はお前が見つけて 世界を買っちまえ!!」と、意味深な言葉をかけています。これまでのストーリーで「ひとつなぎの大秘宝」に関して、「買う」という表現を使ったのはガイモンだけでした。

 ガイモンのほかに「ひとつなぎの大秘宝」について言及したキャラクターの発言を振り返ってみましょう。「白ひげ」ことエドワード・ニューゲートは、頂上戦争で死ぬ前に「ひとつなぎの大秘宝」について「あの宝を誰かが見つけた時……世界はひっくり返るのさ……!!」と発言しています。また、ロジャーが若かりし頃、彼の右腕となるシルバーズ・レイリーに言った「おれと一緒に世界をひっくり返さねェか!!?」という勧誘のセリフにも、同じ「ひっくり返る」というワードが使われていました。

 彼らやガイモンのセリフの通りに受け取ると、「『ひとつなぎの大秘宝』の正体は世界を変えるくらいの価値があり、見付けたら世界がひっくり返るもの」ということになります。世界をひっくり返すとはすなわち、世界政府と天竜人が君臨している現在の状況が逆転することかもしれません。

 この考察が当たっていれば、尾田先生は連載初期から「ひとつなぎの大秘宝」の正体を決めて、長い物語を描き続けていたことになりますが、ガイモンの存在やエピソードは、実写ドラマ版『ONE PICE』から丸ごとカットされており、実際にはそこまで重要な存在ではない可能性もあります。

 それでも、ガイモンは世界中のファンが投票した2021年の人気投票で60位に入るほどの人気を誇り、大きな注目を集めているようです。彼が再登場すれば大きな盛り上がりを生むのは間違いないでしょう。

(LUIS FIELD)

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