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『タッチ』大好きな子供が号泣!? 良くも悪くも「タイトルと中身違った」FCソフト3選

マグミクス / 2024年3月29日 21時55分

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■タイトルに惹かれて買って驚愕したFCソフトたち

 ゲームをプレイしたとき、想像した内容と異なっていたという流れは、ファミコン世代であれば一度は経験があるのではないでしょうか? 本記事では、タイトルと中身のイメージが異なり「絶句した」ファミコンソフトを振り返ります。

 今回のテーマを聞いて、1987年発売の『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』を真っ先に思い浮かべた人が多いのではないでしょうか。本作は、あだち充先生による大ヒット野球ラブコメディマンガ『タッチ』を原作としたゲームです。

 原作の知名度も相まって、さぞ人気が出るかと思いきや、実際のゲーム内容は「野球」も「恋愛」も関係なし。原作の世界観をかすりもしないものでした。ストーリーは、異空間に消えてしまった愛犬「パンチ」の子犬たちを救出するのが目的です。最終的にボスのアジトに乗り込むのですが、『タッチ』の世界観とは全く合っていません。「別に『タッチ』で作らなくてもよくない?」とツッコまずにはいられない、いまだに語り継がれる問題作です。

「野球」といえば、1988年にアスキーから発売された『ベストプレープロ野球』も思い出に残っている人が多いかもしれません。プレイヤーが監督となって野球チームを育成、采配を振り、優勝へ導くといった、戦略性が試されるゲームです。「野球ゲームといったら選手を操作する」というイメージが強かった当時からすると、チームの監督になるというシステムは斬新で、悪い意味ではなく「思っていたのと違った」と驚くプレイヤーが続出しました。

 プレイヤーの期待をあらゆる方向から裏切ったソフトといえば、1986年に発売された『時空の旅人』が挙げられるでしょう。同年に公開されたアニメ映画を原作としており、ストーリーも映画の後日談となっていますが、「これ以上ない原作改変」作品として有名です。

 主人公は残酷な未来を変えるために、タイムマシンでさまざまな時代を行き来し、その先で歴史上の偉人たちと交流します。人類の未来が主人公にゆだねられるというテーマこそ壮大なものの、肝心なプレイ要素が味気なく、偉人たちの問いに「はい」か「いいえ」で答えることしかありません。

 また、歴史上の偉人たちの性格もなぜか情けない設定で、ある偉人同士は「雑煮は味噌がいいか、すましがいいか」というささいなことで争っているなど、プレイヤーをポカンとさせてしまう要素が多数登場しました。

 ほかに、広告ではRPGとうたわれていたのに、内容がシューティングだった『頭脳戦艦ガル』(1985年)も、「中身が思ったのと違う」ゲームでした。思い返すと、当時の衝撃とともにいろんな作品が思い浮かんできます。

(マグミクス編集部)

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