1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ゲーム

ファミコンの懐かしい「死に様」4選 謎すぎる「パンツ一丁」

マグミクス / 2024年4月3日 21時55分

写真

■「マンマミーア」と言わなかった頃のマリオ

 ゲームをする時、印象に残っているのはどんな場面でしょうか。エンディングか、ラスボス戦か、タイトル画面か。さまざまなシーンがあるでしょうが、そのなかのひとつに、失敗して「やられたシーン」もあると思います。

 例えば、「マリオ」シリーズのやられ方といえば、「マンマミーア」と叫ぶマリオを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、それはNINTENDO64で発売された『スーパーマリオ64』で初めて登場したセリフです。

 ファミコンの『スーパーマリオブラザーズ』ではクリボーなどの敵に触れると、マリオが「キュッ」と飛び上がり、セリフもなくやられてしまいます。その時の「テレッテ レッテッテ テッテッテ」という効果音は、何度も何度も耳にして、当時の子供たちが忘れられないフレーズとなりました。

●「ティウンティウン」ではじけ散る

 やられ方が印象的なファミコンソフトといえば『ロックマン』も外せません。「ティウンティウン」という効果音とともに白い光がはじけるさまはとても印象的で、いまでも多くのゲーマーに語り継がれています。

 ちなみに、死に際の効果音としてとても有名な「ティウンティウン」ですが、これを当時作曲した松前真奈美氏はX(旧:Twitter)のポストにて、実際には2回ではなく、6回効果音が繰り返されていることを指摘しています。つまり「ティウンティウン」ではなく、「ティウンティウンティウンティウンティウンティウン」だったようです。

■パンツ一丁、そして骨に

一度敵に触れるとヨロイがなくなりパンツいっちょに 画像はファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online『魔界村』

『ロックマン』を作ったカプコンが発売した、ファミコンのアクションゲーム『魔界村』の死に方も忘れられません。最初は鎧(よろい)を着ている主人公「アーサー」ですが、1度敵に触れると鎧が破壊されて真っ赤なパンツ一丁に。さらにもう一度触れると、骨となってしまいます。

 ちなみに、オープニングには、アーサーとお姫様がふたりで墓場にいると、お姫様がさらわれてしまい、アーサーが鎧を着こんで助けに行くというシーンがあります。この時、鎧を着る前のアーサーはパンツ一丁だったりします。お姫様とパンツ一丁で墓場デート……? いまよく考えると、敵にやられてパンツ一丁になる以上に謎のシーンでした。

●暗闇に昇る「死」一文字

 最後に紹介するのはコナミが発売した『月風魔伝』です。このゲームの死に様で特に印象的なのは、落下死をした場面です。真っ暗闇をくるくると周りながら落ちていく、主人公「月風魔」。月風魔が画面下部から消えていったかと思ったら、今度は効果音とともに「死」の1文字が画面下から昇ってきます。

 あまりにシュールすぎてゲーマーの間で有名となったこの死に様ですが、原型となったのは、『月風魔伝』が発売される前の年にアーケードゲームとしてリリースされていた『源平討魔伝』かもしれません。この2作品は別のメーカーの作品ですが、似ている部分がたくさんあることが指摘されています。『源平討魔伝』には主人公の平清盛がやられると「完」の文字が上から降りてくる演出があり、これの影響を受けて『月風魔伝』では「死」の一文字が昇ることになったのでは、と考えられそうです。

 昔のゲームはいまと比べれば画面はずっとチープではありますが、シンプルだからこそ、ドキッとするような「やられ演出」が何十年も心に残っているようにも思います。みなさんも心に残っている「やられ演出」があるのではないでしょうか。

(田下広夢)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください