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どうなる? 24年公開の「マンガ実写化」映画のヒロインたち ファンの声は

マグミクス / 2024年5月9日 20時25分

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■予告でも期待が高まる演技を見せるヒロインたち

 例年と同じく、2024年も人気マンガを原作にした実写映画の公開が今後多数予定されています。マンガのキャラクターを3次元の俳優が演じるには、もともとのイメージもあるため難しいところではあります。この記事では、2024年に公開される実写映画で、特徴的なヒロインを演じる3人の俳優について見ていきましょう。

 2024年7月5日より公開される『先生の白い嘘』は、「月刊モーニング・ツー」で連載されていた同名マンガ(著:鳥飼茜)を原作にした映画です。主人公である原美鈴は、親友の婚約者である早藤(演:風間俊介)を忌み嫌いながらも、逆らえず彼との快楽に溺れてしまう高校教師で、不平等ともいえるような扱いから目を背けるため、教卓から生徒たちを見下しています。

 そんな女性としても教師としても少し歪んだ部分を抱えている美鈴役は、奈緒さんが演じます。奈緒さんはこの難役を演じるにあたり、「『美鈴』として、この作品とともに苦しみ、この作品とともに闘うことを心に誓い出演をお受けいたしました」と、公式サイトにコメントを残していました。

 これまで演技派として数々の難役を演じてきた奈緒さんに、SNS上では「ドス黒い原作を奈緒ちゃんがどう演じるか楽しみ」「この手の作品は見ないけど奈緒ちゃんが主演なら絶対見る」など、闇を抱えた美鈴をどう演じるか楽しみにしている声が出ています。

 また、「FEEL YOUNG」で連載されていた『違国日記』(作:ヤマシタトモコ)が原作の同名映画は、2024年6月7日より公開予定です。物語は主人公の槙生が姉夫婦の葬式で、親戚たちの心ない言葉を受けていた遺児で15歳の朝(演:早瀬憩)を勢いで引き取るところから始まります。

 槙生を演じるのは、新垣結衣さんです。人見知りの小説家でありながら、急に保護者にもなってしまった役を演じるにあたり新垣さんは「ただの親戚でも親子でも友達でもない二人の関係性が好きです」とコメントを寄せています。原作マンガ、新垣さんのファンからは「結衣ちゃんと冷めたキャラがぴったり」「槙生が生きていると感じさせてくれる結衣ちゃんの演技力に期待」と期待の声が出ています。

 また、新垣さんは2023年公開の『正欲』(著:朝井リョウ)の桐生夏月役を演じ、日本映画批評家大賞の助演女優賞を受賞するなど高い評価を受けたばかりで、「『正欲』の死んだ目が最高だった演技を経た新垣結衣の『違国日記』が楽しみすぎる」「こんなにけだるい雰囲気が似合うと思ってなかったけど期待持てる」「『正欲』で新たな新垣結衣を見れたけど『違国日記』の役柄も今までにない感じで面白そう」といった意見出ており、新境地の新垣さんを観られることを楽しみにしている人も多いようです。

 そのほかヒロインを演じる俳優に期待の声があがる作品といえば、2024年5月31日公開の『からかい上手の高木さん』は外せないでしょう。小学館「ゲッサン」で連載されていた同名作品(著:山本崇一朗)を原作にした実写作品で、中学生時代を舞台に描かれていた原作から10年の月日が経ち、大人になった主人公たちのオリジナルストーリーが描かれています。

 4月からは原作どおり中学生時代を舞台にしたドラマ版も放送されており、高木さん役を現在16歳の月島琉衣さんが演じています。ドラマが始まると、彼女の演技に関して「よく見つけてきたなと関心するくらい高木さん感にふれている」「からかい成功した後の笑顔が完璧」「高木さんの茶目っ気も可愛さも見事に表現している」など、SNS上で高い評価が続出しました。

 一方、映画では10年後の「大人になった高木さん」を永野芽郁さんが演じます。原作ファンからは「月島さんの高木さんの再現度が高いから、永野さんにはプレッシャーがかかるのでは」「顔の系統が違うし、月島さんの成長した姿が永野さんというのはちょっと違和感がある」「永野さんはからかわれる側のイメージあるな」と、不安視する声もあがっていました。

 これまで『俺物語!!』『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』『マイ・ブロークン・マリコ』など、さまざまなタイプのマンガ実写化のヒロインを演じてきた永野さんは、今回どのような演技を見せてくれるのでしょうか。

(LUIS FIELD)

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