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【漫画】健康診断をきっかけにピタリと止まった”指しゃぶり”のクセ 理由に「感動」「泣いた」【作者インタビュー】

マグミクス / 2024年8月18日 21時5分

【漫画】健康診断をきっかけにピタリと止まった”指しゃぶり”のクセ 理由に「感動」「泣いた」【作者インタビュー】

■ピタリと「指しゃぶり」が止まったのはなぜ?

「子供との向き合い方」について思ったことを描いたマンガが、Instagramで3万以上のいいねを集めて話題となっています。

 幼い頃、指しゃぶりをする癖がなかなか治らなかったという夫。しかし当時、母に連れられて行った健康診断をきっかけに、ピタリと指しゃぶりをすることがなくなりました。その理由は……。読者からは、「感動して、涙が出ました」「全力で笑顔を向けてくれる子供に救われること、たくさんありますよね」「これまで以上に、娘を大切にしたくなりました」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのはInstagramでマンガを発表している、イラストレーターの齊藤詠さんです。齊藤詠さんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーこのエピソードは、旦那様から聞いたのでしょうか?

 夫は記憶力がないので、まったく覚えていませんでした(笑)。しかし、義母が何でもよく覚えている方なので、たくさん話を聞かせてもらいました。

ーー健康診断では指しゃぶりを注意されたと描かれていましたが、なぜでしょうか?

 一般的には歯並びが悪くなり、出っ歯になるかもしれないから、などといわれています。

ーー齊藤さんが子供の頃、お母様の様子を見て、やめた癖や行動などはありましたか?

 いま思えば、私の母はかなり育児に追い込まれていたんだな、と感じます。なかなか感情が安定せず、いつも起伏が激しかったです。私が不機嫌な顔を見せるととても怒るので、朝起きて、2階からリビングに降りて行くときは、階段の上で笑顔の練習をしてから降りるような4歳児でした(笑)。

 当時の癖というものは特にありませんでしたが、母のために自分を変えようとすることはありましたし、おどけておバカなフリをすることもたくさんありました。とにかく、家族に笑っていてほしかったんです。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?

「涙が止まりません」「日々子供たちに、親として成長させてもらっています」「もっと力を抜いて、子供たちと笑って過ごしたいと思いました」などのコメントをいただきました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

 世のお母さんたちが、少しでも「こんな考え方でいいんだ」「しっかりと子供たちから愛をもらっているんだ」と思ってもらえたらうれしいな、と願って描きました。

 インターネットやSNSが普及して、情報過多の時代になり、さまざまな育児の情報が流通するなかで、「何が正解か分からない」という混乱が、世のお母さんたちを苦しめている気がします。特に、相談できる人や信頼できる人が身近にいないお母さんたちは、いったい何を頼りに、何を正解として生きればいいのか……。

 どうか、「今日も子供を大切に育てているだけで素晴らしい」と、自分に自信を持ち、自分をほめてあげてほしいです。完璧な育児でなくても、完璧なお母さんでなくても、「母が笑顔でいれば、ほかに何もいらない」というぐらい、子供はお母さんのことが大好きなんだと感じています。幼い頃の私が、ずっとそうだったように。

 わが家を含め、子供も、大人も、お互いに「ありのままの自分でいい」と思えるような関係を築いていけたらいいなと思っています。

(マグミクス編集部)

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