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え、それ見せなくてもよくね? みんなのトラウマを再現した「マンガ実写化」ドラマ

マグミクス / 2024年8月28日 21時40分

え、それ見せなくてもよくね? みんなのトラウマを再現した「マンガ実写化」ドラマ

■凄惨な洗脳事件から死体解体まで

 ハードな内容のマンガを実写化するうえで、「過激なシーンの規制」は多々起きる事態です。場合によっては、表現を変えるどころか、シーン自体が丸々カットされることも珍しくありません。だからこそ、原作ファンが「地上波では絶対に無理」と諦めていた描写が完璧に実写化された際には、大きな喝采を浴びることになります。

 たとえば有名な例としては、超暴利闇金融を舞台に社会の闇を描いた『闇金ウシジマくん』のドラマ版があげられるでしょう。とりわけ2016年に放送された『闇金ウシジマくん Season3』で映像化された「洗脳くん」編は、話題性抜群でした。

「洗脳くん」編は洗脳による一家壊滅を描いたストーリーで、現実に起きた事件がモデルになっているといわれています。危険なエピソードばかりの同作でもとくに凄惨であり、原作ファンの間では実写化が危ぶまれていました。

 そんななかで放送されたドラマでは、「神堂大道(演:中村倫也)」の巧みな飴と鞭で、「上原まゆみ(演:光宗薫)」の家族が洗脳される過程が描かれます。まゆみは神堂からビール瓶で指を殴られたり、しつけと称して電気を流されたりと、苛烈な拷問を受けていきました。そして挙げ句の果てには家族をまきこみ、犠牲者を出してしまうのですが、いずれの描写も凄まじいリアリティです。

 なお原作では家族の遺体を解体する場面もありましたが、さすがにその一線を超えることは厳しかったのか、ドラマではカットされています。

 一方で、この「死体の解体シーン」という表現まで地上波で実現してみせた作品が、2023年に放送されたクライムサスペンス『マイホームヒーロー』です。

 物語の主人公「鳥栖哲雄(演:佐々木蔵之介)」は、しがないサラリーマンでしたが、ある日、娘の「零花(演:齋藤飛鳥)」を守るために、DV癖のある彼氏を殺してしまったことから反社会的勢力と対立します。そして、取り返しのつかない犯罪に次々と手を染めていくのでした。

 殺人から始まる同作は、序盤から衝撃展開の連続です。哲雄は推理小説オタクであり、その知識を活かして遺体を処理しようとし、まず煮込んで脂を抜き、体積を減らして処分する……という刺激の強いシーンが描かれます。

 こうしたグロテスクさな描写に加え、敵対する半グレ集団の恐ろしさも真正面からリアリティたっぷりに描いているのが見どころで、放送時には「怖すぎて何回も目反らしたわ」「このドラマ怖い……心臓もたない……」と、目を覆う視聴者が続出しました。

 ほかにも、名探偵の孫「金田一一」の活躍を描くミステリー『金田一少年の事件簿』は過激描写の宝庫です。これまで何度も実写ドラマ化されていますが、そのなかでも1995年に放映された第1作目は、もはや「伝説」と言えるでしょう。

 たとえば「墓場島殺人事件」では人体がバラバラに爆散し、「秘宝島殺人事件」では上半身と下半身を真っぷたつにされた死体が登場、さらに「首無し村殺人事件」では人間の生首が描かれていました。トラウマシーンをあげると、きりがないほどです。

 特に印象的だったのは「怪盗紳士の殺人」です。このエピソードは原作でも残酷な事件として知られており、被害者のひとりは両目をアイスピックで潰されながらもしばらく生かされていました。そのときの痛々しい被害者の姿は「原作以上にグロい」「いまだにトラウマ」と、いまなお語り草となっています。

(ハララ書房)

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