『ドラクエ』入手困難すぎて「存在知らなかった」レベル！ “激レア武器”3選

■レアドロップの方がまだ易しい？

「ドラゴンクエスト」シリーズの楽しみといえば、装備品の収集は欠かせない要素です。なかには、入手難易度があまりに高すぎる武器もありました。

『ドラゴンクエストVI 幻の大地』の「はかいのてっきゅう」は、入手先が複数あるにもかかわらず、レア度が高い武器です。「エビルフランケン」が低確率で落とすほか、「欲望の町」のカジノにてメダル300000枚で交換できます。モンスターからのドロップは、いつ手に入るか見当がつかないため、多くのプレイヤーはカジノでの入手を試みたのではないでしょうか。

　しかし『ドラクエ6』のカジノは、歴代屈指の難しさを誇ります。あまりに難しいので、プレイヤーの間では「当てるより、あなほりでゴールド探して交換した方が早い」「エビルフランケンのドロップの方が狙う価値がある」といわれているほどです。入手までの道のりが厳しすぎたために、諦めた人は多かったはずです。

『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』の「ぎんがのつるぎ」も、めったに手に入らない武器でした。ぎんがのつるぎは、特定の武器の錬金を成功させたときにしか入手できず、その方法は、『公式ガイドブック』に詳細が記載されていません。

　ぎんがのつるぎは、「りゅうせいのつるぎ」「しんかのひせき」「シルバーオーブ」を材料にした「すいせいのつるぎ」の錬金を成功させることで入手可能です。この錬金が成功する確率は低く、ファンの間では、「成功確率は10～20％ぐらい」といわれています。なかには「50回以上やったけどまったく成功しなかった」「ネットで見るまで存在自体を知らなかった」といった声もあがっていました。

■プレイヤーが泣きを見た険しすぎる「入手までの道のり」

ゲームボーイカラー版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』（エニックス）

　入手難易度が高過ぎる武器といえば、ゲームボーイカラー版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の「ルビスの剣」も見逃せないでしょう。ルビスの剣はゲームボーイカラー版において最強の武器で、クリア後の裏ボスである「グランドラゴーン」を25ターン以内に倒すことで手に入ります。

　結論だけ言ってしまうと、グランドラゴーン自体はそこまで強くなく、それなりに頑張れば誰でも倒すことが可能です。問題はグランドラゴーンの元にたどり着くまでの道のりにあります。

　ゲームボーイカラー版『ドラクエ3』では、やり込み要素として「モンスターメダル集め」があります。戦闘後に各モンスターが落としていくメダルを集めるというもので、その種類はモンスターの数だけ存在しており、すべて集めるには途方もない時間がかかります。

　また、グランドラゴーンに会うためには、100枚以上のモンスターメダルを集める必要があります。モンスターメダルを集めきれず、グランドラゴーンにたどり着けないまま、ゲームボーイカラーの電源を落としてしまったプレイヤーも少なくないでしょう。

　しかし、こういった入手までの道のりが険しい武器を手に入れたときは、えも言われぬ達成感を味わえます。「鬼畜」といわれるような難易度であっても、プレイヤーは長い時間、やり込み続けるのです。

（マグミクス編集部）