話題になったけど「見逃した…」人へ　まだ間に合う2024年公開アニメ映画4選

マグミクス / 2024年12月26日 18時35分

■2024年はアニメ映画の注目作が多数！

　2024年も多くのアニメ映画が公開されましたが、皆さんお気に入りの作品はあったでしょうか？　最近は公開からさほど時間が経っていなくても動画配信サービスで観られるようになるものも多く、2024年の夏くらいまでの作品であれば多くの作品が配信済みです。

　今回はそのなかからアニメファンなら見逃し厳禁な興行収入10億円以上のヒット作を紹介します。ほかに『BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-』や『数分間のエールを』といった傑作も配信されているので、自分が利用しているサービスで観られないか、ぜひチェックしてみましょう。

●『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』

　年始に公開され、話題をさらったのが「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの約20年越しの新作となった本作です。エンタメ作品としての満足度が非常に高く、歴史ある「ガンダム」シリーズで長く最高記録を誇っていた1982年公開の『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の興行収入を大きく塗り替え、最終的には50億円を突破しました。

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』はAmazon Prime VideoやNetflixで配信されていましたが、12月26日からdアニメストアなどの各種サービスでも配信が始まっています。

●『劇場版ウマ娘プリティーダービー新時代の扉』

　シリーズ初の劇場版となる本作は、「最強」を目指すために走るウマ娘「ジャングルポケット」が主人公の物語です。同世代のライバルとしのぎを削る熱い物語とTVシリーズ以上のド迫力の映像で、鑑賞中は何度も手に汗握ること間違いなしでしょう。『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』や、こちらも配信済みの『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』とは異なり、物語としては独立している本作はシリーズ未視聴の人でも充分に楽しめるはずです。

『劇場版ウマ娘プリティーダービー新時代の扉』はU-NEXTで配信されています。

●『ルックバック』

『チェンソーマン』で知られる藤本タツキ先生による同名の読み切りマンガを原作とする『ルックバック』も、アニメファンなら必見です。本作はふたりの少女がマンガを描くことでつながっていく姿を描く青春物語で、日本で映画賞を受賞しているだけでなく、海外でも高い評価を得ています。最近では第52回アニー賞長編アニメーション部門のインディーズ部門にもノミネートされており、今後さらに注目度が上がるかもしれません。

『ルックバック』はAmazon Prime Videoで配信中です。

●『映画それいけ！アンパンマンばいきんまんとえほんのルルン』

　最後は興行収入10億円を切っているものの、特におすすめしたい1作です。誰もが知っている『アンパンマン』の最新映画である本作は、終盤まで「アンパンマン」が登場せず、ライバルキャラクターである「ばいきんまん」がメインとして大活躍するという異色作です。しかしその内容は子供だけでなく大人も魅了し、第35作目にしてシリーズ歴代最高額を更新しました。

『映画それいけ！アンパンマンばいきんまんとえほんのルルン』はU-NEXTで配信中です。

（はるのおと）