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R指定は免れた過激マンガ原作映画 「結構見えちゃってるけど」「子供に助言するのムズい」

マグミクス / 2025年2月1日 21時5分

R指定は免れた過激マンガ原作映画 「結構見えちゃってるけど」「子供に助言するのムズい」

■R指定じゃなくても「原作通りに過激」

 過激なシーンのあるマンガを実写化する際、描写がどこまで再現されるのかは、重要なポイントのひとつです。なかには激しいシーンがしっかりと描かれているにもかかわらずR指定を免れ、子供も観られるPG12指定(小学生の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要)で公開された映画もありました。

●『他人は地獄だ』

 2024年11月から公開された映画『他人は地獄だ』は、韓国の同題Webコミック(著:ヨンキ)を日本で実写映画化したスリラー作品です。恋人を頼って上京するも破局した主人公「ユウ(演:八村倫太郎)」が格安シェアハウスに入居し、怪しげな住人たちによる事件に巻き込まれるという物語で、刃物による暴力描写のほか、人肉食を匂わせる場面、瓶いっぱいに詰められた虫など、人によってはかなりの嫌悪感を抱きそうなシーンが多々あります。

 画面に映るものも、じわじわと主人公が追い詰められていくストーリー展開も、文字通り「地獄」のような本作には、「グロとホラーと虫がダメなので本当に後悔した。PG12ってこんなエグくていいんだね」「『他人は地獄だ』の毒気にあてられてクラクラしている。こんなにエグいのにPG12で大丈夫なんだろうか」「『グラディエーターII』(同時期公開の作品)がR15+でこれがPG12はおかしい」など、年齢制限への疑問の声も相次ぎました。

 冷静に振り返れば血しぶきはともかくそこまで直接的な人体破壊描写はないのですが、俳優陣の怪演や演出でより恐ろしく思えたのかもしれません。

●『地獄少女』

 2005年から2017年にかけて4期まで放送された人気アニメ『地獄少女』は、玉城ティナさん主演で2019年に実写映画化されました。

 物語は深夜0時に現れるサイト「地獄通信」に晴らせない恨みを書き込むと、「地獄少女」こと「閻魔あい(演:玉城ティナ)」と彼女の使い魔「三藁」たちが相手を地獄に落とすというものです。

 冒頭では、アイドル「御厨早苗(演:大場美奈)」がライブ中に襲ってきた男の名前を「地獄通信」に書き込み、その男が「地獄流し」により「斬首の刑」に処されるシーンが登場します。男の首が落ち、断面が映し出される描写はかなり衝撃的でした。

 ほかにも、女性が自らナイフで首を切り血が吹き出て死亡するシーンなど、ショッキングな描写もPG12の範囲内でしっかり描いたほか、原作にひけを取らないキャラの再現度について高く評価する声もあがっています。

●『無限の住人』

「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載された『無限の住人』(著:沙村広明)は、2017年に木村拓哉さん主演で、実写化されました。

 剣客集団「逸刀流(いっとうりゅう)」に両親を殺された少女「浅野凜(演:杉咲花)」が、敵討ちのため不老不死の肉体を持つ男「万次(演:木村拓哉)」とともに激しい戦いに挑みます。

 原作では凛の母親が逸刀流の集団に辱められるシーンがありましたが、実写版では凛が泣きながら目を伏せる描写に変更されているなど、木村拓哉さん主演のメジャー映画として、さすがに表現がマイルドになっている部分もありました。その一方で、戦闘描写は激しい血しぶきや手足が切り落とされるなどのシーンが満載で、耐性のない人は注意が必要です。

 特にクライマックスで万次が300人を相手に戦う殺陣のシーンは迫力満点かつ血みどろで、容赦のないバイオレンス描写が繰り広げられます。木村さんのファンを中心に普段こういったバイオレンス映画を観ない客層も多かったためか、「こんだけ贅沢に人が血を吐きまくって、刀が体を貫き、腕が千切れ、体内を蟲がうごめいている作品がPG12とは」「限りなくR指定に近い作品でした」と、衝撃を受けた声も続出しました。

(LUIS FIELD)

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