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『鬼滅の刃』霞柱・時透無一郎が人気な理由 薄幸の天才剣士、魅力が詰まった3シーン

マグミクス / 2021年2月7日 14時10分

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■霞柱・時透無一郎 薄幸の天才剣士の胸の内にあふれる感情

※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

『鬼滅の刃』が「週刊少年ジャンプ」で連載中だった2020年10月に発表された、第2回キャラクター人気投票。その3位に選ばれた霞柱・時透無一郎(ときとう・むいちろう)は、個性あふれる柱のなかでは、ずば抜けて「無気力」なキャラでした。そんな彼がなぜ、これだけ多くの票を集めるくらいに愛される存在になったのか。彼の魅力が詰まった3つのシーンを集めました。

●イヤなやつ感全開! から見せるあどけない素顔

 炭治郎と妹・禰豆子の処分を決める柱合会議にて、ぼーっとした表情のまま初登場した無一郎。彼はわずか14歳で鬼殺隊の頂点・柱のひとりになったという、文字通りの「天才剣士」です。しかし、彼は人のことが覚えられない、周りにもほとんど興味がない。あくまで合理的に鬼を倒すための道を進む無一郎は、鬼殺隊の刀を鍛える刀鍛冶の里で、傍若無人に振る舞います。

 その姿は、文字通り「イヤなやつ!」の典型。無一郎は周りの人を率先して手助けする炭治郎の行動が理解できず、理由を問いただします。炭治郎の答えはこうでした。

「人のためにすることは結局 巡り巡って自分のためにもなっているものだし 俺も行こうと思っていたからちょうどいいんだよ」

「えっ?」このひと言を聞いて、ぼーっとした表情を常に崩さない無一郎の目が、かっと見開きます。今まで何者にも興味を示さなかった彼が、はじめて見せた表情の変化に、「何気ない言葉になぜここまで反応する?」と、無一郎への興味をかき立てられるシーンでした。

●薄幸の天才剣士が目覚める瞬間にしびれる!

 刀鍛冶を襲撃した鬼たち。これまで刀鍛冶たちを一顧だにしてこなかった無一郎ですが、鬼の手下に襲われる彼らを、無意識に救い出します。脳裏をよぎるのは、炭治郎と彼に「言われた記憶のない」言葉たち。あるはずのない記憶を尻目に、彼は上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)に挑むものの、窮地に陥ってしまいます。

 自分の弱さを呪い、諦めの表情を浮かべる無一郎。しかし、彼に助けられた刀鍛冶の少年・小鉄は、命がけで無一郎を救おうとします。小鉄の決死の救出により、窮地を脱する無一郎。同時に彼は、今までもやがかかったまま忘れていた、過去の記憶を思い出します。

 炭治郎と同じように、人を助ける優しさを持っていたが不慮の事故で亡くなってしまった父親のこと。母も亡くなってしまったあと、無一郎と生活していたさなか、鬼に惨殺されてしまった双子の兄のこと。凄惨な過去にふたをした彼は、同時に他人を大切にしていた、かつての心優しい自分も封印していました。

 満身創痍のなか、記憶を思い出した薄幸の天才剣士。ここから一気に覚醒し、玉壺を圧倒する彼がもうとにかくかっこいい! 無一郎ファンが激増した瞬間ではないでしょうか。

●鬼とのレスバトル、鬼殺隊士への容赦ないひと言

 もともと、覚醒前から相手に心ない言葉をぶつけることが多かった彼。当時はまったく悪意なく言葉をぶつけている印象でしたが、覚醒後もその口の悪さは変わらず、しかし若干の「毒気」を交えてきます。

「君には尊敬できる所が一つも無いからなあ 見た目も喋り方もとにかく気色が悪いし」
「何だか便所に住んでいそうだけど」

 その罵詈雑言の威力は、玉壺が取り乱し激怒するほど。鬼との壮絶なレスバトルは、無一郎の屈指の活躍シーン(?)のひとつと言えるでしょう。鬼殺隊で開催された合同強化訓練では、自分の特訓をしっかり体得できた炭治郎には満面の笑みを見せつつ(この人懐っこい感じがかわいいんです)、基礎がなっていない隊士には侮蔑の感情いっぱいの表情と言葉をぶつけます。

* * *

 悲しい過去を持つイケメン天才剣士で、超がつくほどのリアリストで毒舌の才能があり、仲間を大切にして命がけで鬼に挑む。そんな毒もかっこよさもかわいらしさも兼ね備えているのが、無一郎の魅力です。

(サトートモロー)

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