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ゲームの怖い裏設定4選 作品のイメージが一変、病的に悲惨な設定も…

マグミクス / 2021年7月24日 17時10分

ゲームの怖い裏設定4選 作品のイメージが一変、病的に悲惨な設定も…

■ピースフルな作品イメージを一変させる“恐ろしい裏設定”

 ゲームをプレイするなかでは、細かい設定まで気にしない人も多いことでしょう。普通にプレイしていれば、おおまかな世界観やストーリーを把握して、そのゲームを楽しめるようにデザインされているからです。

 しかし、ゲームの本筋を普通にプレイしているだけではわからない“裏設定”のなかには、作品のイメージを覆すようなものも含まれています。この記事では、そんな魅力を持った、「ゲームの怖い裏設定」を4つピックアップして紹介していきます。

●『スーパーマリオブラザーズ』

 国民的作品である『スーパーマリオブラザーズ』は、ピーチ姫を助けに行くという王道のストーリーで知られていますが……実は、少し怖い設定が潜んでいます。

 ソフトに付属の説明書を見ると、このような文章が記載されています。

「おとなしいキノコ一族は、皆その魔力によって岩やレンガ、つくし等に姿を変えられてしまい、キノコ王国は亡びてしまったのです」

「レンガ」と書かれていますが、これがステージを構成しているブロックのことを言っているのだとしたら……もともと善良な市民だったものを、平気で壊したり踏みつけたりしているマリオは、相当ヒドい主人公に思えてきます。

●『ポケットモンスター』

 大人気シリーズ『ポケットモンスター』に登場する、キノコを背負った虫のようなポケモン「パラセクト」。実は作中に、「パラセクトの本体は背中のキノコ」という不気味な設定が潜んでいるのです。

 ポケモン図鑑を見てみると、進化前の「パラス」はこのように解説がされています。

「そだつと せなかから キノコが はえてくる」
「むしの せなかに はえているのは とうちゅうかそう という キノコ」
「せなかの キノコは からだから エキスを もらい せいちょうする」

 そして、「パラセクト」の図鑑説明には、下記のように書かれています。

「からだよりも おおきな キノコが パラセクトを あやつっている」
「もはや ムシではなく せなかの キノコが かんがえているようだ」

 パラスの説明に「冬虫夏草」とありますが、現実でも同じ名前のキノコが存在します。成長するとこれが生えてきて栄養を奪われ、パラセクトになったときは、もはや完全に乗っ取られている状態なのです。

 たしかに、パラスの段階では瞳が生き生きしていますが、パラセクトは完全に白目になってしまっています。

■生々しい狂気を感じるシューティングゲームの裏設定

●『首領蜂』

『首領蜂(どんぱち)』は、弾幕シューティングの金字塔である『怒首領蜂(どどんぱち)』の前作。シューティングゲームはストーリーを意識することが少ないジャンルかもしれませんが、この『首領蜂』では戦う背景がちゃんと設定されています。

 家庭用移植版の説明書によると、主人公が所属する部隊は、軍隊から選ばれた戦闘のエキスパート。そしてその任務は、“異星人を装って味方軍を襲撃する”というものでした。軍隊レベルを引き上げるために味方同士で殺し合うという、荒唐無稽な軍事演習なのです。

 つまり、ゲームでプレイヤーが倒していた敵は、実はすべて味方。知らずにプレイしていた人にとっては、なかなかに衝撃的で悲惨な設定です。

●『R-TYPE』

 最後は、横スクロールシューティングゲームの人気シリーズ『R-TYPE(アール・タイプ)』です。本作のおおまかなストーリーは、地球の存亡をかけて敵勢力「バイド」と死闘を繰り広げる、というもの。しかし、プレイ時にはあまり表立って知らされない設定も、非常に細かく作られています。

 敵である「バイド」は、有機物・無機物を問わず浸食し、“バイド化”させてしまうという設定。しかしバイド化した人間は、実は人間としての意識をいくばくか保っています。そのため、「バイドになっても地球に帰りたい、しかし人々には銃を向けられてしまう」という悲惨な展開が、作中の世界で起きていることになっているのです。

 そして本作は、パイロットの設定があまりにも病的なものとなっています。シリーズ2作目のゲームボーイ移植版の説明書によると、「機体の性能に普通の人間は耐えられないため、パイロットは四肢を切断された状態で乗せられている」という設定。

 さらに、シリーズ3作目は、「肉体年齢を14歳で固定された23歳の女性パイロットが機体に直結されている(ただし、ゲーム内における軍は否定しており、真相は定かではない)」という設定です。

 命がけで戦うことを示すための設定なのかもしれませんが……ただ単にグロテスクなだけでなく異常な生々しさがあり、開発者の狂気がにじみ出た結果と言えるでしょう。

(古永家啓輔)

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