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正義漢・熱血な「ジャンプ」主人公がおかしたクズ行為 憧れてたのに…!

マグミクス / 2022年5月19日 17時40分

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■ジャンプ主人公の「やべえ…」クズ行為

「週刊少年ジャンプ」の主人公といえば、正義漢でまっすぐでどこか不器用……しかし憎めないところが感情移入できて愛せます。しかし、自分の正義や志を貫くためや、ときには悪知恵を思いつき「それはダメだろ……」という行為をしてしまう者もしばしば現れます。そこで今回は、「ジャンプ」主人公とはいえ見すごせない、クズ行為をしたキャラを紹介します。

●岸辺露伴をカモろうと企む「東方仗助」

『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の主人公・東方仗助。見た目は長ランにリーゼントとルックスは不良のようですが、性格は情熱家で正義感が強く、ちょっと抜けているところが愛せる主人公キャラです。バトルでも天性や血統がなせる業なのか、キレキレのアイデアで何度も強敵を破ってきました。

 そんな仗助ですが、恐ろしいほど悪知恵が働くことがあります。重ちーのスタンド「ハーベスト」を使い、落ちていた当たりの宝くじを取得。その当選額は500万円。しかし換金する際、銀行員に疑われ、裏書の氏名と電話番号が他人のものであると発覚してしまいます。万事休すかと思われましたが、「クレイジー・ダイヤモンド」の能力を使って書かれた氏名と電話番号を改ざんし、500万円を獲得しました。

 さらに103坪の敷地に7LDKの豪邸を構える人気漫画家「岸辺露伴」にも仗助の魔の手が伸びます。まず、何にでも変身できる宇宙人の「ミキタカ」にサイコロに化けるよう依頼。そのサイコロを使い、露伴にイカサマチンチロリンを挑みます。ここで異常な勝ち方をし、200万円以上の権利を手にする仗助でしたが、途中で露伴の家が火事になり獲得金はうやむやになってしまいました。スタンドを金儲けに使う主人公は、史上初ではないでしょうか。

●奥義伝授には頭を下げるが、無礼千万な一面も「緋村剣心」

『るろうに剣心』の主人公・緋村剣心といえば幕末に「人斬り抜刀斎」として暗殺家業に身を置いた凄腕の剣客。後に殺人剣を置き、「不殺(ころさず)」を誓い流浪人になり、人助けをしながら全国をめぐるなか、神谷薫と出会いました。トラブルを避けたい剣心でしたが、なにかと騒動の渦中に巻き込まれ、志々雄真実らとの戦いでは、飛天御剣流奥義の取得が必須となりました。

 そして師匠の「比古清十郎」のもとを訪れた剣心でしたが、口論に。そこに薫、弥彦、操が乱入します。薫らをもてなすため比古は剣心に「沢で水を汲んで来い」と命じます。これに剣心は「なんで拙者が?」と真顔で質問。さらに「師匠が行けば(いい)」と追い打ちをかけました。15歳年上の師匠への無礼は言わずもがなで、かつ夜の沢に行けとナチュラルに言ってしまうとは……。

 その他にも剣心といえば、相楽左之助との出会いでケンカを受けた際、逆刃刀とはいえ鉄製の刀で龍槌閃を頭にお見舞い。勝負はつき、やっとのことで立っている左之助に対し剣心は、とどめのグーパンチを振るっていました。

■スラダン・桜木花道の金銭感覚が世間と逸脱している…

●30円に買い叩いた「桜木花道」そのバッシュの価格は?

 ちょっとおバカだけど、熱血で努力を惜しまず前向き。バスケ未経験からわずか4か月で、インターハイで大活躍する天才肌。けれど女の子にはよわよわ……と「ジャンプ」主人公に好まれる設定が盛り盛りの『SLUM DUNK』桜木花道。

 その花道のクズ行為といえば、チエコスポーツの店長からバスケットシューズ「ジョーダン6」を、わずか30円で買い叩いたことです。花道の価値観としてバッシュの価格を知らず、店長が履いていたから中古品だと主張、持ち合わせも30円しか持っていなかったようで、その金額提示でした。店長も花道の迫力や押しに負け販売してしまいました。

 この「ジョーダン6」ですが、当時の価格は分かりませんが、現在では3万円を超えるものも。それを約1000分1の値段で購入したことになります。また、花道の2万本シュート練習後、ボロボロに履き潰したバッシュを「交換」を理由に再びチエコスポーツを訪れます。この時は店長が「10万円出されても売らない」と大事にしていた私物の「ジョーダン1」を花道にプレゼント。花道はタダでもらうのは気が引けたようで100円を渡しています。金銭感覚がバグっている花道のちょっと考えられない暴挙でした。

●仲間思いで体を張りまくるが、若気の至りで片づけられない「三雲修」

『ワールドトリガー』の主人公のひとり・三雲修。トリオン量を含むフィジカルは誰よりも劣っていますが、その仲間思いの性格と遠謀深慮はまさにリーダーにふさわしいキャラクターです。

 そんな主人公感あふれる修ですら、クズ行為をおかしています。かつてボーダー入隊試験に不合格となった際に、試験官に不満をもらすという厄介な行為をしていました。ここまでなら許せますが、諦めきれない修は、ボーダー本部のお偉いさんに直談判するため、張り巡らされている有刺鉄線をペンチで切り不法侵入したのです。この暴挙により一部の『ワートリ』ファンから修は「ペンチャー」や「ペンチメンタル」などと呼ばれるようになりました。

 友情・努力・勝利の象徴「ジャンプ」主人公がおかしてしまった「やべえ」行為。真っ白なキャラクターでは現実味もないですし、そんな過ちがあるからこそ感情移入でき、愛せるのではないでしょうか。

(南城与右衛門)

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